ZSAの分割キーボードVoyagerを使い始めて、約3ヶ月ほど。

自分なりに使いやすいキー配列が確立できてきました。



これが影織式キーマップだ!

影織式キーマップ

影織式キーマップ

影織式キーマップ



こだわりポイント

レイヤーは三層構造です。
キーの上下に二種類のコマンドが書かれているところは、hold(長押し)で切り替えることができます。


レイヤー0 : 通常文字入力 


通常モード。Colemak式で並べてます。

キーボード配列の世界に踏み込もう! ZSA VoyagerでColemak配列を導入してみる

キーボード配列の世界に踏み込もう! ZSA VoyagerでColemak配列を導入してみる

ZSA VoyagerでColemak配列というキーボード配列を使ってみることにしました。


右手親指のところにスペースとバックスペースを固め、左手親指にシフトとエンター。

また、エンターは長押し中に、レイヤー1へ切り替えることができます。


英数とかな入力の切り替えを左右の下端に置きました。
これまでのMacのキーボードでは、英数かなのトグルをcommandキーに任せていたので、長押しにcommandを割り当てました。


あとはよく使うショートカットを登録しています。

・4キー長押しで画面スクショ(command+shift+4キーなので)
・5キー長押しで画面録画(command+shift+5キーなので)
・0キー長押しでブラウザのコンソールを開く(通常はF12キーだけど、分割キーボードにはないので、右上の方にあると言う理由で0を選択)
・Escキー長押しでSpotlight(Macでアプリ等検索する機能)


普通のキーボードならシフト同時押しに割り当てられる「?」や「!」や「:」に個別キーを割り当ててます。普段よく使うので。
あとは「。」を長押しで「…」になります。今までは...(ドットを3回打つ)を使ってたんですが、ワンキーで完結したほうがいいかな、と思ったので登録してみました。



レイヤー1 : 記号入力


ここが工夫のしどころの本番。
オリジナル配置をする上で最も悩んだのが、記号をどこに配置するか?というところでした。

色々な人が公開しているキー配列を見ていく中で、この方の配列に感動し、参考にさせていただくことにしました。

ポイントは以下の2点です。
長押しで、ある記号に対応する記号を入力できる(例: 通常押しで「(」、長押しで「)」)。これにより、少ないキー数で記号を1レイヤーに押し込めることができる
どの位置にどの記号が対応するのかが一発で覚えられる(後述)



左端の列にはカッコ系をまとめました。長押しで対応する閉じカッコを入力できます。
左端から二行目は、「カッコと閉じカッコを入力し、その間にカーソルを移動させる」という一連の流れをワンキーでできるように。コーディングの時に便利。

右下に矢印キーをまとめました。どうしても直感的にこの場所に置きたくて。


残りの記号は、バラバラに見えて法則があります。

たとえば
+ : sumのs
− : minusのm
# : hashのh
% : percentageのp
みたいに、基本的には頭文字と結びつけて、どこに記号が配置されてるか覚えてます。

ちょっとトリッキーなのが
^ : yama(山。山の形だから)のy
@ : chiocciola(キオッチョラ。イタリア語で@の意味。ちなみにかたつむりもchiocciolaって言います)のc
& : and(Rock ’n’ Rollとか書くでしょ)のn
; : Jっぽい形してるからj
のあたりかな。

こじつけでは?と思っても、自分がわかればそれでよし。



レイヤー2 : システム


左端にキーボード自体の光り方の設定をまとめて、右上にPCの音量や照度変更をまとめた。



まとめ

キーマップを自分好みに変えていくと、とても使いやすくなります。

ちなみにキーマップの設定について。
公式がOryxというキーマップ用サイトを公開しており、キーボードを繋いで、ブラウザから設定するだけで、あっという間に反映できます。ファームウェアをゼロから書く必要はありません。


影織式を導入したい方はこちらからどうぞ。