最近時々自撮りしてるよ、という話を、以前書きました。

自撮りを始めてみて気づいたことの話

自撮りを始めてみて気づいたことの話

最近、自撮りを始めてみた日記です。


この記事を書いている今日も今日とて、お散歩がてら撮影していたのですが、やっぱりまだまだ慣れないもんですね...( 'ω')

ということで、その中で気づいたことをちょっと書いてみます。




他人の目を気にすることと、没頭することは両立できない

本日見つけたよき切り株。


撮影していて一番ソワソワするのは、通りすがりの人に見られる瞬間です。
なので、広い公園の中で、極力人が通らないエリアを見つけては、そこで撮影をしています。

とはいえ、もちろん無人ということはないので、時たま人は通るわけです。
通りすがりの人にちらっと視線を向けられただけで、なんだか緊張したり、ぎこちなくなったりするんですよね。
別に悪いことしてるわけじゃないのに!!!ね!!!


その時にふと思ったのです。
「他人の目を気にすること」と「没頭すること」って、両立できないよな。
と。





他の人に変だと思われないか、イタいと思われないか、不審がられないか...などなどなど、外側の反応を気にすれば気にするほど、いま目の前の行為に没頭することは難しくなります

没頭するって、我を忘れること。
見られている、評価されている、人目にさらされている「自我」を忘れて夢中になること。
一方、反応を気にするということは、見られている「自我」を強く意識して、強化していくことなんですよね。
つまり真逆のベクトル。


本気でその瞬間に没頭したい、夢中になってその時間を楽しみたい。
であれば、他人の目を気にしてる場合じゃないんです。



どうすれば他人の目を気にせずいられるのか?

これは先日見つけたよき切り株。


でも気にしちゃうじゃん!!!!
わかるよ...よくわかる。

じゃあ、どうしたら、他人の目を気にせずいられるのだろう。


「他人の目」と書いていますが、これって結局、自分の中で自分をジャッジするのを、他人に投影しているだけなんですよね。

だって、自撮りしながら他人の目が気になっている瞬間、道ゆく人に「あなたは変ですね」とか「君、イタい人ですね」とか、面と向かって言われたわけじゃないんです。

いま通り過ぎた人、そんな風に思ってたかも...と、私が勝手に憶測してるだけ。
その憶測は、自分で自分を変かも、イタいかも、と勝手にジャッジしているから湧いてきてるだけ。


どうすれば、このうるさいジャッジを止められるのか?
そのためには、ジャッジしていると気づいた瞬間に立ち止まり、目の前の行為に没頭し直そうと決めることが必要だと思うのです。


他人の目を気にする、つまり自分をジャッジしている瞬間、判断を下す自分と、下される自分に分裂しています。
例えば、自分を撮影している自分と、そんな自分を冷めた目で見る自分。

その時に、「あ、いま没頭できていないな」と気づいて、今、目の前の瞬間を楽しむことに意識を向け直すのです。
自分を責めたり、評価したりすることを止め、いい感じに撮れた写真を見返したり、こんなポーズにしてみようかと頭をひねったり、カメラの画角を調整したり。
そうすることで、二つに分裂していた自分は、いつの間にか「目の前のことに没頭する自分」に統合されます。


先ほど、外側の反応を気にすれば気にするほど、いま目の前の行為に没頭することは難しくなる、と書きました。
逆も然りで、いま目の前の行為に没頭すればするほど、外側の反応を気にすることは難しくなるってわけです





...あ、今、書いててひらめいたぞ。

他人の目が気にならなくなれば、目の前のことを夢中で楽しめるようになるのになぁ...と思うことがしばしばあったのですが、もしかして因果関係的には逆なのでは?

目の前のことを夢中になって全力で楽しむから、ジャッジする自分が消失して、他人の目なんてどうでもよくなる、という流れなのではないでしょうか。


これまで私は、他人の反応や評価を気にしないような強い自分になろう、メンタルを変えていこうと、先に他人へのブロックを外す戦略を取ってきていました。
そうでないと目の前のことを楽しめないと思っていたので。
でも、シンプルに全力で目の前のことを楽しむ姿勢でいることが、人目を気にせずに好きなことができるようになるための、最短の幸福ルートなのでは?

だって、いま目の前の行為に没頭すればするほど、外側の反応を気にすることは難しくなるのだから。



まとめ

他人の反応や評価ばかり気になって、目の前のことを楽しめない時には、目の前のことに没頭するのが大事です。

この一行だけだと進次郎構文になってしまうのですが、ここまでお読みのあなたには、もうこの意味が伝わりますね。

楽しみたいこと、全力で楽しんでいこうね。