ある人をコーチングしていた時のこと。
これまで好きで着ていたと思っていた服が、着回しなどを重視しすぎて、全くときめく服ではなかったことに気づいた、という話を聞きました。
その方はさらに、リュックを買わなきゃいけないと思ってたけれど、本当はリュックが欲しいわけではなかったと気づき、好きなバッグに収まるだけの荷物にしようと鞄の中身を見直したら、不要なものを手放せたのだそう。
さらに、適当に買った髪ゴムがたくさん鞄から出てきたので、可愛いヘアゴムを毎朝選ぶように変えたら、髪の手入れやメイクも楽しくなって、朝の支度の時間が大切な時間になった、と話していました。
このように、何か一つ新しい選択をしてアップデートした時、それに引っ張られるかのように、他のものも連鎖的にアップデートがかかることって多いよな、と思ったのです。
ぷよぷよアップデート
新しい選択をしているように見えて、ただ同じルートをなぞって、似たような結果が積み重なっていくだけなので。
ぷよぷよアップデート(今命名した)は、今までの延長ではない選択をした時に起こるような気がしています。
私も少し前にこれを体験しました。

ドミノ倒しのように現実が大きく変わるのは、どんな時か
現実が大きく変わる時の考え方をまとめました。
ちょっと高級なディアンドル(ドイツの民族衣装)を買ったことで、おしゃれのモチベーションが爆上がりしたのです。
つい4ヶ月ほど前の出来事なのですが、上の記事に書いたことのほか、さらに内面も現実もいろいろ変わりまくりました。あんまり色々動きすぎて、もう3年くらい経ったんじゃないかと思うよん...( 'ω')
今までの延長から外れた選択をすると、これまでの選択を積み上げて出来た、目の前の現実の中で、明らかにその新しい選択の部分だけが浮いているように感じます。
どういうことか?具体的な私の例を書いてみましょう。
オシャレなんかにうつつを抜かしてはダメ、と思って生きてきた中で、ディアンドルを買った。ふとクローゼットを見たら、ディアンドルだけ明らかに他の洋服と毛色が違って戸惑う。
また、ディアンドルを着た状態で見ると、今まで持っていたリップやネイルがなんだか合わなくない?と感じる。
...とまぁこんな感じで、新しい選択(ディアンドル)と、今の現実(クローゼットやコスメ)を見比べて、明らかなちぐはぐさを感じることがあるんです。
そりゃそうだわ。新しい選択は、今までの前提と別の選択なんだから。
さて、ここが分かれ道です。
ちぐはぐだと感じた時に、どちらに現実を合わせるのか。
慣れ親しんだ今までの選択に現実をチューニングして、ディアンドルをひっそりしまっておく現実を選ぶの?
それとも新しい選択に現実をチューニングして、クローゼットやコスメバッグの中身を総入れ替えする現実を選ぶの?
ここで、後者を選ぶと、ぷよぷよ大フィーバーアップデートが起こります。
つまり、そこから新しい選択ベースの現実に書き換わり始めます。
(書き換わると言ってますが、勝手に何かが変わるのでなく、現実を合わせにいくために自分で行動する必要があるのですけどね)
逆に前者を選べば、ポケモンで言うところのBボタン進化キャンセルが起こります。
つまり、現実はこれまで通りになります。
どちらを選んでもいいのですが、まぁ、個人的にはぷよぷよがおすすめかな。
一歩でも新しい選択に踏み出し始めたということは、心の深い部分では変わる覚悟が決まっているのです。
表層的な意識の部分が追いついていなくて、変わりたくないと抵抗することはあるのですが(そして進化キャンセルしたくなって、実際キャンセルしてしまうこともあるのですが)、結局モヤモヤしてしまうことが多いんですよね。本当は変わりたいのに、自分で止めてしまっているので。
新しい選択の一歩が大きいほど、今までの現実との乖離が大きくなり、ぷよぷよのフィーバーがすごいことになります。
つまり、変化がいろいろ大きくて、正直しんどい。
「あぁ、この変化のしんどさを超えた先で、また生まれ変わっちゃうわ〜」と楽しめるドM挑戦的な人ならば良いのですが、怖いものは怖いし、しんどいものはしんどいよね。
たとえ変化の過程は苦しくても、自分らしく生きようと勇気を持ってした選択は、必ず、その後の人生が幸せで前向きになる方へと連れていってくれます。大丈夫だよ。
最後に上級者向けの話をひとつ。
このぷよぷよアップデート、意図的に引き起こして、未来を変えることが可能です。
今までの延長ではなく、こうなりたいという未来の自分だったらどんな選択をするか?という思考で何か一つ選択し、行動に移すんです。
新しい選択をした結果と、目の前の現実とのちぐはぐさに気づいたら、ぷよぷよアップデートの始まり。今の現実を、理想の未来に寄せて行動していきましょう。
気づいたら、理想の未来が現実化しています。
まとめ
そしてちょっと面倒。
でも、だからこそ現実が大きく変わっていくのです。
一歩ずつ、素敵な未来に近づいていこうね。
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