新卒で大学図書館に入社(入館というべきか)した時、
「ここで一生働いていくんだ…!」
と、ドキドキソワソワしていたこともありました。
が、ご覧の通り、気づいたらエンジニアになっていました。

また、数年前、毎日のように辛ラーメンを食べている時期があって、
「もう一生これしかいらんのよ…」
と、思っていた時期もありました。
が、最近では月一回食べるかどうかくらいの頻度に落ちました(それでも月一回は食べてる笑)。


こうして絶対に変わらないだろうと思っていたことがひっくり返るたびに、変わらないものって何一つないのだな、と痛感します。



変化とどう向き合うか


変わることって、一見ネガティブなものに感じられます。

特に、ずっとここにいるだろうと思っていた場所や、ずっと好きでい続けるだろうと思っていたヒト・モノ・コトに対して、違和感を覚え始めたり、興味がなくなり始めた時に。


このずれた感覚って、見ないふりをしようと思えばある一定期間は無視できます。
けれども、向き合うのを先延ばしにすればするほど、違和感が増大して摩擦が起きる…つまり、トラブルが起きやすくなるんですよね。

思い切ってすっきりさっぱり離れるのか?
完全に離れるわけでなくとも、距離感を変えるのか?
少なくとも、「これまでと全く同じ選択」にしがみついても、うまく進めないところまで来ているようです。



変化と向き合うために


なぜ変わることがネガティブに見えるのか?
それは、変化しないことが「いいこと」だと思っているからでしょう。

ずっと同じならば、世界は慣れ親しんだものであり続け、安定する
安定していることは、安心感をくれるからいいことだ。


...けれど、外の世界を見てみれば、変化しないものなんてありません。
地球のプレートは長い目で見れば少しずつ動いているし、巨大な岩も、雨や風に少しずつ削り取られていくし。人口は増減するし、宇宙は拡大していくし。

すべてが自然と変わってゆく世界で、何かを固定化しようとすることって、ほんとは不自然なんだよな





こうして視点を大きな世界にずらすと、変化を多少は受け入れやすくなるものですが(なりませんか?)、やっぱり、変わることって怖い。わかる。わかるよ。
でも、それでも変化を選ぶという勇気が、人生を変えていくんです。

恐れながらも変化を受け入れていく流れって、これまでの人生の中で1000000回やってきたんですけど、手放した先に必ず新しいものが入ってくるんですよね。

逆に言うなら、手放さないと次は入ってこないのです。入るスペースがないので。


まぁ、1000000回やっても、手放すのはやっぱり怖いし抵抗があるものだけども。

そこは、今感じている「なんかコレジャナイ」感を素直に信じて、怖いままで新しい選択をしてみるしかないんだよな。



まとめ

変わらないものって、何一つない。
変わることこそ自然なこと。

変わりゆく流れをコントロールはできないけれど、変化の波のうねりの中で、自分の次の行動を選ぶことは自分にできる。

さて、何を選んでいこうかね?



おまけ

変化の中で辛い時といえばこの本、というのを最後に紹介しておきます。
定期的にこの本を紹介してる気がする。

ぐらついた時にいつも読み返してる一冊です。