作家活動を始め、ブログで発信するようになるまでの私は、ご機嫌とは程遠い日々を送っていました。
が、気づけば今、日々をご機嫌に過ごしている。
ということで、ご機嫌に生きるためにはどうしたらいいかを考えて言語化してみました。
人生ゴキゲン化戦略
ご機嫌な人と過ごす
これほんとに大事!
感情は伝染るので、不機嫌でイライラしている人と長い時間過ごせば、 不機嫌でイライラしやすくなります。
不機嫌な人と過ごす時間を少しずつ減らし、ご機嫌な人と過ごす時間を少しずつ増やす。
そうして人生を共に過ごす人の配合比率を少しずつ変えていきましょう。
そしてこれは、物理的な人間関係に限りません。
SNSやYouTubeの発信などでも、不機嫌そうな発信(不安を煽ったり、愚痴をこぼしたり、周りを攻撃したりするような発言)を見ることを少しずつ減らし、ご機嫌な発信(楽しかったことや美しいもののシェアや、わくわくプロジェクトに取り組んでる様子)を見るようにする、という視点も大事です。
ここ、影織文庫でもご機嫌発信をいっぱいしていくので、いっぱい見ーてね!(๑╹ω╹๑ )
「ご機嫌パターン」のバラエティを増やす
一口に「ご機嫌」と言っても、体験と、体験から感じられる感情は様々です。
・暖かくて美味しい飲み物を飲んで、ほっとした安心感を感じる「ご機嫌」。
・作業に没頭してゾーンに入る中で、深い充実感を感じる「ご機嫌」。
・お笑いを見て爆笑し、スッキリした気持ちを感じる「ご機嫌」。
・難しいプロジェクトをやりとげ、達成感を感じる「ご機嫌」。
・アクションゲームをして、ハラハラドキドキを感じる「ご機嫌」。
・好きな服を買って身にまとい、満足感を感じる「ご機嫌」。
「〇〇という体験をして△△という感情を感じる」というご機嫌パターンを、たくさん作ることができればできるほど、人生のご機嫌度合いが高まっていきます。
特に意識したいのが、この△△の感情の部分のバラエティを増やすことです。
栄養バランスが偏ると病気になるのとちょっと似ていて、得ている感情に偏りがあると幸せを感じにくくなります。
たとえば私の場合、以前は達成感を感じる系のご機嫌に偏りすぎていたので、「幸せなはずなのになんだか物足りない」という気持ちを味わっていました。
バランスが大事。ごはんも幸せもね。
ご機嫌に至るまでの体験ルートを決めない
前項では、感情のバラエティを増やすことを書きましたが、体験のバラエティを増やすことも大事です。
言い換えるなら、欲しい感情を得るための体験を、限定的なものにしないことが大切になってきます。
さて、どういうことか?
例えば、好きな服を買って身にまとい、満足感を感じる「ご機嫌」を例に考えてみましょう。
その時に、「好きな服を買って身にまとうことができなければ、あの満足感は得られない!!」と、思い込んでしまうことがあるのです。
そうなると、たとえばお金がなくて好きな服を買えないと、イライラするかもしれません。
あるいは、あの満足感を得るために服を買わなきゃ!と、服を買う行為自体に執着してしまうかもしれません(でもそうした焦燥感から買い物をしても、結局満足感が得られなくて、さらにモヤモヤしてしまったりして...)
これ、「好きな服を買って身にまとうことができなければ、あの満足感は得られない!!」
...と、体験の中身(=服の購入)にこだわるから苦しくなるんです。
実は、同種の満足感は、
・他のものを買うことでも味わえるかもしれない。
・そもそも何かを買わず、お金を使わずとも味わえるかもしれない。
体験ルートにこだわらないというのは、このような柔軟な発想を持つことです。
大事なのは、△△という感情を味わってご機嫌になることであって、〇〇という体験をすることそのものじゃないんだな(ここ大事)。
〇〇という体験は、あくまで△△という感情に至るための一つの手段であって、そこにこだわりすぎなくてもいいのです。
不機嫌でいることを許容する
逆説的だけど、不機嫌を許容するからこそ、ご機嫌でいられるもの。
振り子みたいに、波みたいに、人の感情は揺れ動くのです。
ポジティブへ、またネガティブへ。
生きている限り、どちらか一方にとどまり続けることはできないのだな。
もちろん、自分の機嫌を下げてしまうことからは、できるだけ離れるのがよいです。
でも、どうしたって不機嫌になる瞬間ってあるのです。
ご機嫌と不機嫌は表裏一体、どちらか一方だけを感じ続けることはできないので。
ですので、「不機嫌にならない自分」でいるのでなく、「不機嫌になったとしても大丈夫な自分」でいることが大事なのではと思います。
不機嫌になることを極度に恐れ、回避しようとじたばたしていたら、ご機嫌な瞬間にも、忍び寄る不機嫌の影に怯えることになるでしょう。
その姿勢って、そもそもご機嫌から外れちゃってるよね。
「不機嫌になったらなったで、そんな瞬間もあるよね。たとえその状態からでも、またそのうち自分をご機嫌ルートに持っていけるから大丈夫」と思えていたら最強でしょう。
ご機嫌ルートに持って行くには、不機嫌な時に無理に蓋してポジ変するのでなく、不機嫌な感情を受け入れることと(この記事あたりが参考になるかな)、受け入れることで落ち着いたら、自分がご機嫌になれることをすることです。
まとめ
ということで、ご機嫌に生きるための考え方のポイントを4つまとめてみました。
ご機嫌な人と過ごし、「ご機嫌パターン」のバラエティを増やし、ご機嫌に至るまでの体験ルートを決めず、不機嫌を許容する。
この記事、どうかあの頃の自分に届いて欲しいな。
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