先日、ふと気づいたら疲れていた(唐突)。
ので、意識的に予定を空けてOFF時間を作りました。

最近、やたら甘いものの消費量が増えたり、出かけようとしてマンションの階段を何段か滑り落ちたり(怪我はなかったので問題なし)、食事中に口の中をよく噛んだりするなぁと思っていて...
アレっ!?私ってば疲れてます!?!?
って気づいたんですよね。


もう少しよくよく考えてみたところ、仕事とプライベートでちょっとずつストレスが積み重なって疲れていた、と気づいたんですね。


危ない危ない。このままほっといたらしんどくなるところでした。

ということで、今後に備えてもう少し上手にストレスマネジメントをするにはどうしたらいいのだろう?と考えた結果、

どんな時にストレスがかかるかを知っておく
ストレスがかかっている状態とはどんなものかを認識しておく
どうしたらストレスを減らし、疲労回復できるかを知っておく

この3つのポイントが大事なのでは、と思った話をします。



上手にストレスマネジメントするために

どんな時にストレスがかかるかを知っておく


どういうシチュエーションやパターンで、ストレスがかかりやすいのか?を知るのがまず大事。
(そしてできるならそのパターンにハマらないよう、事前回避したいところ)


ちなみにストレスって、ネガティブな出来事に対してだけ起こるものではありません

今回自分にかかっていたストレスって、ネガティブなものもあったとはいえ、自分にとってポジティブな変化や楽しいイベントがあり、それに伴って心が変化し、揺れ動いた結果としても発生していたのですよね。

たとえポジティブなことであれ、感情が揺れたり、環境や状態が変化したら、やっぱり消耗するもの。


たとえば私の場合、旅行に行ったり複数の友人で会ったりすると、いつもよりストレスがかかります(無理をしてるという意味のストレスでなく、刺激がたくさん入ってくる分、それを処理する頭や心がよく動くという意味でのストレス)。

遠足の前日だけでなく、遠足が終わった日の夜も、興奮でよく眠れなくなるタイプって言えばいいのだろうか。
楽しかった分だけ、静かに心を休めて、情報をゆっくり処理する時間が必要になるんです。



ストレスがかかっている状態とはどんなものかを認識しておく


ストレスが高まるとどうなるか、ストレス値が高い時に自分を観察しておくのも大事です。

私はだいたい甘味の消費量(すなわち、体重)の増加で気づきがち。


ところで、過去の私にとって「ストレスがかかっている状態」というと、
・この先の人生すべてに絶望している
・嫌で嫌でたまらない現実を我慢しないといけない状況が続く
・常に緊張状態で、つけ込まれる隙がないよう動き続ける

ような状況で、

・食事が喉を通らず、体重が激減する
・毎食ごとに胃薬を飲まないと、内臓が食事を受け付けない
・ほぼ寝付けない、寝た気がしない

…という、めちゃくちゃ辛い状態を指していました。


幸いここ数年、このレベルの強いストレスはありません。
が、「ストレスがかかった状態」として、自分の中にまだこれらの定義が残っていたせいで、ちょっと体が疲れていたり、不注意が増えたりしていても、ストレス状態であるとは気づきにくかったんですよね...( 'ω')


数日前、アイデンティティのアップデートについて書いたのと似た話ですが、こういった自分なりの定義も、ちゃんと最新版に更新かけていかないとな、と思いました。



どうしたらストレスを減らし、疲労回復できるかを知っておく


人と積極的に会う方が元気になるのか、会わない方が元気になるのか。
インプットした方が元気になるのか、アウトプットした方が元気になるのか。
外に出かけた方が元気になるのか、家に引きこもった方が元気になるのか。
動くと元気になるのか、止まると元気になるのか。

このやり方が好き、というのもあるかもしれませんが、時と場合によって選択も変わるでしょう。

いくつかパターンを持っておき、その都度いまの自分に必要なものを選んでいくのが大事です。


私の場合、一人時間を増やし、好きな小説や漫画の世界に浸って、現実から距離を置くことが多いかな。
年に数回、パートナーに対しても「あ、本日鎖国モードなんで静かに過ごします」って宣言して、終日ほぼ喋らずに過ごすこともあります。



意識するほどストレスマネジメントは上手くなる


日々穏やかに楽しく過ごしているから、
別に大きな事件やトラブルがあったわけじゃないから、
昔に比べれば幸せな天国の状態だから、
...だからこそ、ストレスや疲労を感じているという視点が抜け落ちることが、私にはよくあります。

穏やかだろうが、トラブルがなかろうが、幸せだろうが、それはそれとして短期的にストレスがかかることも、疲れることもあるんだよな。
ものすごいしんどさがなかったとしても、ストレスや疲れを感じることがあってもおかしくないんだよな(ここ重要)


まぁとはいえ今回、疲れ切ってしまうずっと手前で、意識的にOFFの時間を作る方向に動けたのは我ながらめっちゃ偉いな、と思ったのです。

過去の自分なら、体か心がぶっ壊れないと止まらなかった。
最近になって、体と心が壊れるまではいかないけども、しんどいあたりで止まれるようになった。
そして今回、体がしんどい予兆を感じて、心がしんどくなる前にブレーキをかけられた

偉くない?大いなる進歩です。自分をほめほめしようね(๑╹ω╹๑ )


自分のストレスの傾向と対策がしっかり認識できていれば、ストレスマネジメントはだんだん上手になっていきます。

とはいえ、私はまだまだストレスを見落としがちなので、しっかり自分の状態に意識を向けていけたらいいなと思ったのでした。



まとめ

彼を知り己を知れば百戦殆からず。

ストレスを知り己を知れば、上手に自己管理できるのかな、と思います。