ここまでのあらすじ

このQWERTYからの卒業

キーボード配列の世界に踏み込もう! ZSA VoyagerでColemak配列を導入してみる




Keybrの導入

Keybr

タイピング練習サイトをいろいろ調べて、Keybrというサイトを使ってみることにしました。

keybr.com - Typing lessons

keybr.com - Typing lessons

Teaching the world to type at the speed of thought! Typing lessons that work.


練習前にやっておくべき初期設定

keybr.com 設定画面

Setting画面に行き、

・Guided Lessonsのタブで、English / Colemakを選択

・同タブでKeyboard hardware emulates layoutにチェックを入れる(入れておかないと、入力が反映されません)

・GeometryをMatrix/Ergonomicにしておく(最初、通常キーボード配列のままにしておいたら、見づらいことこの上なかった)


半角英数入力になっていることを確認(かな入力モードになっていると、タイピングが反映されません)



練習戦略

Colemak習得最初の一歩

まずは、記号や数字は無視して、とにかく英語文字列を全部打てるようになることを目指します。

Keybrは、まずホームポジションの文字列の数文字だけがアンロックされた状態で、その文字だけを使った単語が並べられています。

今アンロックされている文字が全て、ある一定のスピードで打てるようになると、他の文字がちょっとずつ解放されていきます。


初期設定で、Target typing speedは35.0wpmになっています。

でも、やってみるとわかるのですが、ここまでいくのは結構しんどいです(あと飽きてくる。笑)。


私は、とにかく先に全部の文字列をアンロックして、指の感覚を掴みたかったので、まずTarget typing speedを17.0まで下げました

Keybr Target typing speed


そして6時間くらい練習して、手元を一切見ることなく一通りColemakで打てるようになりました。はじめの第一関門クリア!

Colemak タイピング練習

Keybr


タイピング速度をチェック。

Keybr タイピング速度チェック

Keybr タイピング速度チェックの結果
これくらい打てるようになりました。
もたもたしてます。


ちなみに、馴染みのQWERTYで打ったら、以下の通りでした。
(ですが、QWERTYはきちんとタッチタイピングできていないので、キーボード見ないで打ったらもっと遅くて精度も下がるはずです)

Keybr タイピング速度チェックの結果



Colemakで日本語入力に慣れる

Keybrの難点として、日本語ローマ字入力を練習できないというのがあります。

英語と日本語ローマ字入力は、組み合わせ可能な文字と、使われやすい文字が違いますよね。
たとえば英語でよくある"st", "ct", "rs"のような子音が続く入力は、ローマ字入力では存在しません。
また、英語で使用頻度の低いkzの文字は、ローマ字入力では頻繁に使います。


ということで、まずはColemakで五十音をひたすら入力してみました

ミスってもいいので、繰り返し指を動かして入力し、どこによく使う文字があるのかを覚えてきます。

Colemak 日本語入力の練習

Colemak 日本語入力の練習
狂気を感じる


それから、別途寿司打e-typingなどのローマ字入力のできるサイトで練習を重ねていきます。

Keybrと交互に練習することで、英語入力も日本語入力もバランスよく成長している感覚があります(QWERTYは、オレオレタイピングで日本語入力を身につけてきてしまったので、英語入力になると途端に打鍵速度が下がってしまうんですよね)。



数字や記号

今のところ、まずはアルファベットを集中的に練習しているため、まだノータッチですが、ゆくゆく数字や記号を含めて練習していこうと思っています。


アルファベットのように、段階的にアンロックしながら学習することはできないものの、ソースコードモードや数字モードを使うことで、集中的に学習できます。

Settingから、練習したいモードのタブを選んで、右下のDoneを押すと、モードを切り替えられます。

Keybr設定画面

Keybr設定画面


Keybr数字練習モード



QWERTYと混ざらないか?

Colemakで打っている時、QWERTYを打つ時と脳の全く別のところを使っている感じなので、ほぼ混乱しません。

ただ、Colemakの練習中、いくつかのキーで、QWERTY配列に引っ張られて繰り返しミスしやすいものはありました(SとかKとか)。

今のところ、QWERTYで打つ場合はMacbook、Colemakで打つ場合はVoyagerと切り分けているということも、混線しにくい理由の一つかもしれません。

ただ、もう少しColemakに習熟してくると、Macbookを触っている時に間違えるかもな、とも思います。



まとめ

しばらくこれで練習を続けていきます。

また後日、練習の進捗をまとめますね。