Christianiaというコペンハーゲンの自治区に行ってみました。



Christianiaのざっくりした歴史

1971年、軍用地を占拠して住居や文化施設を建設したことから始まった自治区です。

ヒッピーや不法居住者が集まって街を形成し、一気に発展したそうです。


もともとこの土地は、2004年までは大麻が合法で、Pusher Streetという名前で知られている有名なクスリ販売エリアがありました。

以前は地元住民がクスリの取引をしていたそうなのですが、最近ではギャングが横行するようになり、暴力沙汰も増えてきたため、昨年Pusher Streetを閉鎖することに決まったそうです。


そしてちょうど今回足を運んだ1週間ほど前に、Pusher Streetの石畳を撤去し、コミュニティをコペンハーゲンに統合していくための動きがあったようなのです。



実際に歩いてみた

街の入り口から、いきなり雰囲気が変わります。

Christianiaの入口

Christianiaの看板
そもそも閉鎖した事実を知らずに歩いていたので、びっくりしました



前情報によると、Pusher Streetは撮影禁止で、カメラを向けると怖いお兄さんにガチで怒られると聞いていたので、それなりにびびっていました。

が、先ほど書いたような再建の流れがあったことで、街中の建物のいたるところにPhoto OKのマークが描かれていました。

Christianiaの風景

Christianiaの風景

Christianiaの風景

Christianiaの風景

Christianiaの風景
古本販売。

Christianiaの風景
Christianiaグッズが売られていた

Christianiaの風景

Christianiaの風景
赤地に黄色の三つの丸がChristianiaのマーク


ちょうど石畳がはがされた道を歩きました。
本当に再建真っ只中、という感じ。ドリルの音が響いていました。

Christianiaの再建の風景

Christianiaの再建の風景
がれきが積んである

Christianiaの風景

Christianiaの風景
さりげなく、ガイコツくんが大麻合法化を期待している...

Christianiaの風景



さらに奥の方に進んでみると、住宅街でした。
(ので、あまり写真は撮っていません)

たまに奇抜なデザインの家もありましたが、割と普通の集合住宅もありました。


さらに奥まで進むと、運河沿いの土手の散歩道を見つけたので、歩いてみました。

Christianiaの散歩道

Christianiaの散歩道

Christianiaの散歩道


まとめ

Pusher Streetの動きについて何も知らずに足を運んだのですが、後から調べて、たまたま歴史的な瞬間に立ち会うことができたのだ、と感動しました。

歴史を知って街を歩くって本当に面白い。