山登りのたとえ話
何か新しいことを学習し始めた際に、教科書や参考書をいっぱい買い集めたくなることがあります。
ね、あるよね...( ˘ω˘ )
けれど、教材を集めれば集めるほど、中に説明されていることが少しずつ違い、どれから手をつけたらいいのかと混乱しやすくなります。
これは言うなれば、山を登ろうとして、山ほどルート情報を集めている状態と言えるかもしれません。
Aの道を少し登ったかと思ったら、Bの道を歩いて、やっぱりCの道にルート変更して...とうろうろするようなものです。それではなかなか頂上まで辿り着けませんよね。
自分に合ったルートを決めてスタートするまで、じっくり見比べるのはいいのですが、一旦これと決めたら、まずはよそ見せずその道を登るのが吉です。
山の登り始めほど、「やっぱりあっちのルートの方が良かったかな...」と思いがちです。
でもそれは、どのルートを辿っても案外同じなのですよね。
やってみてあまりに苦痛が大きいとか、合わなくて辛いとかであれば、ルート変更を検討した方がいいかもしれませんが、ただすぐに頂上に辿り着かないという理由だけでルートを変えてしまうのはもったいないです。
どの道を辿るにしろ、身につけたことが自分の血肉になるには、ちょっとだけ時間がかかるのものなんですね。
まとめ
何かを学び始めて、よそ見したくなる時ほど、意識的に触れる情報を制限して、目の前の教材に集中した方がいいのかもしれません。
めざすのは登頂することであって、ルート検索の達人になることではないのだから。
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