ここまでのあらすじ

仕事で、ngrokというローカルネットワーク上のサーバーをパブリックなURLを介してアクセス可能にするためのツールを使っていました。

が、2023年1月下旬から、無料枠だと帯域1GBまでで使用量の制限がかかってしまう、ということで、代替ツールがないかを調べていました。

その中で、Tunnelmoleというサービスを見つけました。



Tunnelmole

Tunnelmoleとは?

できることはほぼngrokと同じで、MITライセンスのオープンソースです。
デフォルト構成を使用している場合、httpsのURLを発行することも可能です。


導入

$sudo npm install -g tunnelmole (NodeJS 16.10以降を使用している場合)


使い方

Tunnelmole

ローカルサーバーを立ち上げておき、tmole <port number>という形式でコマンドを叩きます。
たとえば8086番ポートを外部に向けて公開したい場合、

$ tmole 8086
と叩けばOKです。とってもシンプル。

これで、表示されたhttp(またはhttps)から始まるURLから、自由にアクセスできるようになります。


難点

ngrokに比べると少し重く、サイト読み込みに時間がかかることがあります。

あとは、無料版だと25アクセス/時間という制限があります。
たくさんアクセスする人にはしんどいかもしれない。



まとめ

オープンソースで公開されているのがとてもありがたいですね。

Tunnelmole、おすすめです。

robbie-cahill/tunnelmole-client: Tunnelmole - Connect to local servers from anywhere

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Tunnelmole - Connect to local servers from anywhere - robbie-cahill/tunnelmole-client: Tunnelmole - Connect to local servers from anywhere