いろんなことをやりたいマルチ・ポテンシャライトはワーカホリックになりやすい。

あれもこれもやりたくって、とりあえず片っ端から予定を詰めていくと、心の余裕を失ってしまう。


...という話を聞くことがあります。



健康なワーカホリックと不健康なワーカホリック


一口に「ワーカホリック」と言っても、健康なワーカホリックと不健康なワーカホリックがあるのではないかな、と思います。


健康なワーカホリックは、仕事・活動そのものをやりたくてやりたくて、つい作業に過集中してしまうこと。

不健康なワーカホリックは、何かから逃げたくて、作業にのめり込むこと。
たとえば孤独とか、不安とか、寂しさとか、焦りとか


私はかつて、どちらかといえば不健康ワーカホリックでした。
たくさん作業し、たくさん成果を残さなければならない。
そうしないと、自分の存在価値や生きる意味がなくなってしまう。
そう思っていたので。

そういう不健康さから脱するには、とにもかくにも自己対話です。
これについては以下の記事で詳しく話しているので、今回は割愛します。


【保存版】マルチ・ポテンシャライトとして生きる前に必要な自己対話のステップ

【保存版】マルチ・ポテンシャライトとして生きる前に必要な自己対話のステップ

マルチ・ポテンシャライトであると気づいて生きるために、自己対話をする必要性についてまとめました。



今回取り上げたいのは、健康的なワーカホリックの方です。

めちゃくちゃ長時間作業をしているとはいえ、自分のペースで気持ちよく進められているというのであれば、全く問題ないのですが、

楽しいことをしているけれども疲れ切ってしんどいな...とか、自分のペースが崩れがち...という場合、どう考えたらいいのでしょうか。




休みの約束を交わし、自分と守る


「この日は絶対に休む!」
「この作業が終わったら、今日はもう作業しない!」
と、自分に約束して、シンプルにそれを守りましょう。

「やっぱりこれが気になるから作業しておこう...」と思っても、休むと決めたら休むのです笑


自分との約束を守らないと、だんだん自分の中にいる自分がすねてくる感覚が湧いてきます。
「約束したじゃん〜〜嘘つき!!」
と。

休む予定は、先にブロックして、そこには後から予定を入れないようにしましょう。
自分との約束だ。



やらないことを決める


これ、難しいよね。

なにかを始めることはそれなり難しいですが、やめることはもっと難しい、と私は考えています。

過去やりたかったけれど、今はそこまで熱を上げて取り組みたいと思わないもの。
自分の中で終わったもの。
本当はやめたいな〜とひっそり思っているもの。

を、やめていきましょう。


やめる方法もいくつかあって、
・すっぱりやめる
・代わりに誰かにやってもらう
・いったん寝かせて、しかるべき時に再開する

など、場合に応じて選んでいきましょう。



優先順位をつける



取り組むべきことの優先順位には、短期的なものと長期的なものがあります。


たとえば、ゲームのリリース直前なら、その作業の優先度が最上位に来て、他のものが後回しになる、みたいなことが考えられますよね。

自分の人生の中で、長期的にみて、優先度を上げたいものはどれなのか?
数日〜数ヶ月の短期視点で、優先度を上げてやっておきたいものはどれなのか?


そしてその優先順位をつけるものの中に、自分のプライベートも含める、ということが大事です(この視点、マジで忘れがち)。

大事な人と楽しく過ごす時間の優先度も、
一人で引きこもってゴロゴロする時間の優先度も、
忘れずしっかり設定しておきましょう。


ものづくり、仕事は楽しいものですが、それをめいっぱい楽しめるのも、プライベートの心の充足あってこそ、ですからね。




まとめ

やりたいことがめっちゃある。

だからこそ自分のプライベートの時間を上手に作って、持続可能な活動をしていこう。