Aを買おうかな、Bを買おうかな。
どちらにしようかな、どれにしようかな、という意思決定を溜め込みすぎると、どんどん重たくなっていくものです。
この消耗を防ぐための考え方について考えてみました。
決められない時の思考パターンと対処
決められないパターンは、だいたい2種類あります。
選択肢の中に決定打がない場合と、すでに選択肢がわかっているけれど、選ぶ勇気が出ない場合です。
選択肢の中に決定打がない場合
この場合、ぶっちゃけどの選択肢を選んでもあまり大差ないのです。
そういう時は、
「どれを選んでもほぼ同じだから、決定打となる新たな選択肢に出会えるまで、決めないでおこう」
という形で、「決めない」と決めるのがオススメです。
どれを選んでもほぼ同じなので、とりあえず目の前の選択肢から適当に選んでしまう、というのもありです。今日のランチとか、お出かけに着ていく服とか、それくらいのレベルの選択なら、直感でぱぱっと決めちゃいましょう。
ただ、自分の人生に関わるレベルの大きな選択なら、急いで目の前の選択肢の中から決めなくても、少しだけ待ってみてもいいのかな、とも思うのです。
一旦「決めない」と決め、ぐるぐる悩み続けることにSTOPをかけることで、消耗を防げるのですね。
そのぐるぐるに取られていたリソースを、第三の選択肢探しに使うこともできるようになります。
すでに選択肢がわかっているけれど、選ぶ勇気が出ない場合
明らかに、こちらの方向に進みたいんだよね。
そうわかっているけど、選ぶ勇気が出せなくて、「決められない」と言っている。
そんな時は、「いつまでに決めるか」を決めてみましょう。
悩む期限を切るのは結構おすすめです。
その日までは、ウダウダ悩んでいいけれど、期限が来たら、そちらに向かって動き出そう。
どんな選択肢を選んでも、メリットもあるし、デメリットもあるものです。
言い換えれば、迷っている「それ」を選んだとしても、選ばなかったとしても、選択を後悔する瞬間があるでしょう。
同様に、「それ」を選んだとしても、選ばなかったとしても、選んでよかった!と思う瞬間があるはずです。
(それは結局、自分で後からどう解釈するか、に過ぎないのですよね)
だとしたら、せっかく自分の中に芽生えた「気になる」「やりたい」に挑戦する方へ動いてみたらいいのではないかな、と思うのです。
まとめ
決められずにぐるぐる悩む時間って、結構重たく、その割に前に進んでいる感もなくて、しんどいんですよね。
悩んでもいい。けれど、できればその脳の負担、軽くしておきたい。
そんな時は、「決めないと決める」あるいは「この日までに決める」と決めるといいよ、というお話でした。
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