アドベントカレンダー8日目。
マルチ・ポテンシャライトの上手な学び方
学ぶ時は、体系的に順番に学ぶというより、興味のあるものからつまみ食い的に学んでいくのが早いのではないか、と思います。
たとえば、ゲームを作りたいからプログラミングを始めてみよう!という時。
教科書を買ってきて、体系的に1ページ目から読み進めて学んでいくより、
とりあえず作りたいものを作るための材料・情報をかき集めて、ガッと作って、足りない情報を都度探しにいく...というスタイルで学んだほうが早い気がしています。
ゲームを作りたいのに、いきなりポインタとかメモリの管理とかの概念の話をされても、ぶっちゃけ全然興味ないし、面白くない(超大事な概念ではあるのですが)。
面白くないのに無理に勉強しても、理解できないし、結局全然使えるレベルにならない、ということがあります。
それよりは、一旦サンプルコードを引っ張ってきて、簡単なミニゲームを作って動かしてみる方が、俄然やる気もテンションも上がります。
しばらくそうして作っていくうちに、処理の遅さにイラついたり、メモリリークの問題にぶち当たったりするかもしれません。
その時、メモリについて学び直すと、「そういうことだったか...!」と発見が多くあるでしょう。
必要になったタイミングや、クオリティアップしたいタイミングで、都度必要な情報を身につければいいのですよね。
まとめ
この学びたい順で学ぶ作戦、何より大事なのは、実は一番最初の「これをやりたい!」という部分ではないかと思います。
興味や好奇心に火が付いたら、そこを起点に少しずつ知識を広げていくのが、マルチ・ポテンシャライト流の学習術なのではないかな、と思います。
次回は「マルチ・ポテンシャライトが夢中になれることの見つけ方」というテーマについて書いてみます。
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