アドベントカレンダー25日目。
ついに完結!タイトル回収です。
マルチ・ポテンシャライトとして、どのように生きるか。
と言うテーマで、ここ4週間ほど記事を書いてみました。
マルチ・ポテンシャライト性を発揮して生きるためには、自分の資質を認め、それにふさわしい環境に身を置いて行動することがとても大事になってきます。
そして、自分の資質を認めるにはまず、自分自身の内側の声を聞くことが大事だと思うのです。
うーむ、まとめるとこれに尽きるな。
マルチ・ポテンシャライトの生存戦略
しかし、場所を変えれば、それらは「いろいろな経験をしている面白い人」「異分野の知識を持っていて、話が通じやすい人」のように重宝されることもあり得ます。
今例えば前者のような環境にいるとして、後者のような環境が自分に相応しいのだ、と考えて、そこを探して移るための行動をできるだろうか?
ダメな自分をなんとかしよう、どうにか隠そう、もっとうまくやろうとエネルギーを使うのでなく、
そのエネルギーを、このままの自分で力を発揮するための力として使えるだろうか?
コウテイペンギンのたとえ話
あなたがペンギンなのだとしたら、空を飛んで虫を捕まえる努力をするよりは、海で早く泳いで魚を獲る技術を磨いたほうがいい。
けれど、どうしたら、自身がペンギンなのか、スズメなのか、ダチョウなのか、何者なのかを見極められるのか。
そのためには、行動して、自分をよく観察することが必要なのではないかなと思います。
海に入ったら、思ったよりすいすい泳げた。
高いところから飛んでみたら、全然羽ばたけなかった。
虫は美味しくないけど、魚は結構スキ。
あれ、もしかして私、ペンギンかも?
と。
ただこの時、
「みんなと同じように、虫を美味しく食べないといけない」
「高く、早く飛べない奴は負け組」
「タカやワシみたいな、強くてかっこいい鳥になれたら、きっと自分も幸せになれる」
みたいな外側の基準で自分を判断していると、いつまでもペンギンとして、ペンギンらしさを発揮できません。
美味しくない虫を食べ続けて、気分や体調に悪影響が出るかもしれません。
無理やり高いところから飛びおりて、大怪我してしまうかもしれません。
タカのふりをしてかっこいいポージングをしてみても、周りから「何かそれ、違わない....?」という扱いを受けることになるかもしれません。
苦しくなるほどに、「なんでこんなに頑張ってるのに、嫌なことばっかり続くわけ...?」と落ち込むこともあるでしょう。
「こんなに必死にやってるのに、みんなわかってくれない!」と悲劇の主人公モードに入ってしまうこともあるかもしれません。
落ち着けよ。君はペンギンなんだよ。
自分がペンギンだとしたら、これまで合わせようとしてきた外側の基準が、必ずしも自分にとって正しいものではない、と気づくでしょう。
もしかしたら、空を飛ぶこと、猛禽類になることを諦めきれないかもしれない。
それらを実現することは、自分には難しいのだ、と認めることは怖いかもしれない。
そんな時は、なぜ、諦め切れないのだろう、と問うてみてください。
なぜ、ペンギンである自分を認めたくない、許したくないのだろう。
なぜ、別の鳥にならないといけないと思っているのだろう。
ペンギンである自分を見つけ、そんな自分を肯定していくことで、ペンギンはきっと自分らしく、"コウテイ"ペンギンとして楽しく生きていけるのだと思います。
まとめ
マルチ・ポテンシャライトなあなたが、自分らしく生きていけますように。
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