アドベントカレンダー13日目。
折り返しですね。
マルチ・ポテンシャライトの仕事のスタイル
マルチ・ポテンシャライトとして、ある程度いろんなことに興味があるのだけれど、どうやってお金を稼いでいこう?
マルチ・ポテンシャライトの本の中では、4種類の仕事のスタイルが挙げられています。
グループハグ・アプローチ一つの仕事で多くの役割を担い、いくつもの分野を行き来できるスタイル。スラッシュ・アプローチいわゆる副業・複業をするスタイル。アインシュタイン・アプローチ安定収入が見込まれ、かつ時間もエネルギーも残してくれるようなフルタイムの仕事をしながら、別の興味のある分野を追求するスタイル。フェニックス・アプローチある業界・分野でしばらく働いた後、全く別の業界に移るスタイル。
こうして見ると、マルチ・ポテンシャライトは好きを仕事にする生き方と親和性が高いように感じます。
一方で、いきなり「さぁ、好きを仕事にするぞ!」と言っても、どこから手をつけたらいいかわからない、という悩みにぶつかります。
個人的にはまず、
・お金を稼ぐこと
・好きなことを楽しむこと(稼ぐかどうかを問わず)
・承認欲求を満たすこと
を分けて考えることが何より大事なのではないかな、と思います。
願いを分けて考える
「好きを仕事にしたい」という言葉を、
「自分のビジネスでたくさん稼いで、周囲から認められたい!」
というように、ごちゃっと混ぜて認識していると詰むんじゃないかと思います。
・お金を稼ぐこと
・好きなことを楽しむこと(稼ぐかどうかを問わず)
・承認欲求を満たすこと
これらを切り分けて考えておかないと、例えば、
アインシュタイン・アプローチを、
「これだと自分の好きなことで収入を得ていないからダメだな」
と検討案から除外してしまうかもしれませんし、
スラッシュ・アプローチを取ろうとして、
「でも、パートタイムの仕事って、フルタイムの仕事や起業と比べたらイケてないかも...(他人から評価・承認されないかも)」
とためらってしまうかもしれません。
そう。願いを分けて考えておかないと、選択肢が狭まるのですね。
そして、切り分けたものたちを、さらに具体的に見てみることをオススメします。
◯お金を稼ぐこと
・実際にかかる生活費を計算したら、具体的に月にどのくらいあれば、豊かに暮らせるのか?(ざっくりじゃなくちゃんと計算する)
・今かかっているコストを下げることはできないか?
・お金があったら何をしたいのか?それは本当にお金がないとできないのか?今からでもできることはないのか?
・自分の欲しい額を得る方法は、今考えている他にないだろうか?
◯好きなことを楽しむこと
・何を、どれくらいの時間できたら幸せなのか?
・承認やお金という報酬がなかったとして(たとえば無人島に行ったと仮定して)、その好きなことを心から楽しめるか?
◯承認欲求を満たすこと
・なぜ、承認されたいのか?承認されることで、何が欲しいのか?
・そもそも、本当に他者からの承認は必要なのか?
・誰に認められたかったのか?
・自分で自分を認めることはできないだろうか?もしそんなことに意味がないと思うのだとしたら、それはなぜか?
などなど。
自分にあった稼ぎ方は?
ここまで見極めたら、自分にあった稼ぎ方というのが見えやすくなってくるのではないかな、と思います。
また、仕事のスタイルも、都度変えていっていいと思いますし、複数のアプローチを取ってもいいと思います。
私自身、今はスラッシュ・アプローチとアインシュタイン・アプローチを足して2で割ったような生活をしています(開発の仕事で安定的に収入を得つつ、作家活動やコーチングなどの別の収入軸もある)。
作家活動はグループハグ・アプローチに近い部分もあります(切り絵、ストーリー作り、コーディングという様々な分野を横断して、一つのゲーム・作品を作る)。
いきなりこの形になったわけでなく、色々模索して、たまたまうまく形になったのがこのスタイルだったんですね。
また、とあるマルチ・ポテンシャライトさんからは、
仕事と投資信託の合計を収入として、だんだん投資信託の割合を増やしていく!と目標を立て、まず少額投資を始めてみた、という話を聞いたこともありました。
こういうスタイルもめちゃくちゃアリですよね。
どんな働き方・稼ぎ方を選ぶにしろ、まず自分がどんなライフスタイルを送りたいのか、何を望んでいるのかを明確にすることが大事ではないかと思います。
まとめ
マルチ・ポテンシャライトとしての稼ぎ方を考える第一歩として、
・お金を稼ぐこと
・好きなことを楽しむこと(稼ぐかどうかを問わず)
・承認欲求を満たすこと
これらを切り分けて、自分にとっての幸せとは何かを見極めることが大事なのではないかな、というお話でした。
次回は、マルチ・ポテンシャライトがブログを書く効用について書いてみます。
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