結論: インクに水を足して粘性を下げるといい。


 

万年筆のインクが出ない

ノート
怪文書か?いいえ私のノートです

万年筆のインクがうまく出ないよ 。゚(゚´ω`゚)゚。


以前買ったインク、とても素敵な色なのですが、書いているうちになぜかすぐ色が薄くなっていき、しまいにかすれて出なくなる、という問題がよく起こっていました。


・インク切れを起こしていないかチェック
・万年筆洗浄
・ペン先のフロー調整
を試してみたけれども問題は解決しませんでした。

ペン先が壊れているのか?と思い、ペンクリニックに足を運んでみたものの、特に問題は見当たらず。

また、このペンに他のインクを入れてみたところ、問題なく書けるのです。


さらに試しに、他のインクで問題なく書けている別の万年筆にインクを入れてみたら、そのペンでもインクが出なくなる現象が発生しました。


つまりこれ、インク側の問題では???


さらに調べていくと、どうやらインクの粘性が高すぎると、フローが悪くなりやすい、という情報に突き当たりました。

この解決には、水で少し薄めれば良いようです。



水を足してインクの粘性の高さを解決する

分解されているシリンジ

と言うことで、シリンジを購入しました。

届いたはいいものの、説明書も何もなく、本当にただこれだけ。

シリンジの組み立て
これを

シリンジの組み立て
こうして

シリンジの組み立て
こう!


組み立てたら、水を吸い上げて、すでにインクが入っているコンバーターに微量の水を注入します。

シリンジで万年筆のコンバーターに水を入れる
思いの外ピストン力が強くてインクが飛び散った...

これで書いてみましょう。結果は?

万年筆で書いた文字
字が汚いのは許してほしい笑

めっちゃなめらかに書けるようになりました!色もしっかり濃く出ています

こんな素敵な色だったのね!


改めて、最初の怪文書ノートと比較してみると、濃さが歴然です。

ノート


まとめ

インクに粘性の高低があるなんて知らなかった。

これでノートライフがはかどります!٩( 'ω' )و