...が、その時ふと思ったのです。
それ相手にぶつけても意味ないよな?と。
誰かに真正面から苛立ちをぶつけられたことを思い出してみると、その人に対して萎縮してしまったり、逆にイラッとしたりして、結果的に円滑なコミュニケーションに繋がったことがほぼない、と気づきます。
萎縮した結果、頭が真っ白になって余計うまく動けないので、ますます相手をイライラさせてしまった...という経験もありました。
そう考えると、別に、相手にこのイライラをぶつけたって、相手の気持ちやパフォーマンスを下げるだけで、何もいいことないよな...?と思ったのです。
イライラとの上手な付き合い方
イライラを他人にぶつけて感じる「スッキリ感」というのは、個人的に割と嘘だと思っています。
たとえるなら、ゴミ屋敷のゴミを、一時的に身近な誰かに押し付けて、自分の部屋が広くスッキリしたように錯覚しているだけ。
ゴミ自体は片付いてないんだな...(๑╹ω╹๑ )
それじゃあ、イライラしても我慢しろってことか?
...というと、そう言いたいわけではありません。
まずはイラッとした瞬間に他人にぶつけずに処理する、自分なりの方法を見つけておくのです。
紙に書いて破いて捨てるとか。
疲れてる証拠だと判断して、一旦コーヒーを淹れるとか。
その場を離れて深呼吸するとか。
ゴミが出る、つまりイライラが湧いてしまうのは、しょうがないのです。
イライラしたのに、何もなかったふりをして押し殺すのは、ゴミを押し入れに隠すのと同じです。
隠してもなくならないでしょ、手品じゃないんだから。つまりそういうことです。
とはいえ、これは一時的な処理方法です。
出たゴミの捨て方の話。
ゴミ自体、すなわちイライラの元は、「自分の思い通りに進まなくて苦しい」という部分なので、
仮に今考えている通りに進まなくても、別に大丈夫かも、という考えに辿り着ければ、イライラは消えます。
ここと向き合うことは、ゴミを溜めにくいような生き方をするという、もう少し根本的な生活改善的な部分に当たります。
・自分の思い通りに進まないと、どうして困るんだろう?
・その困ることは、本当に困ることなんだろうか。
・思い通りに進めようとしていることは、果たして自分でコントロールできることだろうか。
・なんとか思い通りにしようとしているやり方以外にも、道があるんじゃない?
そんな風に一つ一つ自分に問いかけてみると、「自分の思い通り」の進め方、ひいてはイライラを少しずつ手放していけるはずです。
まとめ
イライラを、押し殺さず、人にぶつけず、上手に処理していけるようになりたいですね。
イライラの元と、もう少しじっくり向き合うやり方を知りたい方は、こちらもどうぞ。
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