前回ご紹介したOpenPoseで、特に全身画像のように、顔面積が小さい画像を作ると、以下のように高確率で顔や手が溶けて不気味なことになりがちです。

Stable Diffusionで顔の崩れた画像

Stable Diffusionで顔の崩れた画像

Stable Diffusionで顔の崩れた画像

これを回避するのが、ADetailerという機能です。


ADetailerの導入

ExtensionsのInstall from URLに、https://github.com/Bing-su/adetailerを入れて、インストールボタンを押します。

ADetailerの導入

Installedタブに移動して、Apply and restart UIで適用されます。

うまく反映されないことがあるので、再起動(コマンドで立ち上げ直す)がおすすめです。

ADetailerの導入



ADetailerの使用

img2imgやtxt2imgで、下にスクロールして、ADetailerを開き、Enable ADetailerにチェックを入れれば使用できます。

モデルの選択は、顔を綺麗にしたい場合、faceから始まるモデルを選択すればOKです。

他、handから始まるモデルは手を、personから始まるモデルは人物を、綺麗に出せるようになります。

mediapipeから始まるモデルは使ったことがないのですが、実写系に強いようです。

ADetailerの設定


Enableにした状態で、画像をGenerateしましょう。

Stable DiffusionでADetailerを使った人物画像
無事綺麗に出力できました。


まとめ

人物生成する場合は、常にADetailerをONにした状態にしておくのがおすすめです。