「はい、めっちゃ好きですし、よく飲みますよ〜!」
と脊髄反射で答えて、その後、ワインをデキャンタ丸々1本一人で空けたのですが、
後からよく考えたら、最近、自分は意外とそこまでお酒好きではないし、人に合わせて飲むことはあっても、一人では滅多に飲まないと発見したことを思い出しました。
そうして思ったのです。
過去のアイデンティティって、思ったより引きずるよなぁ、と。
アイデンティティの脱皮
価値観や考え方が変わったのに、なぜか過去の自分に引きずられた選択をして行動してしまう、ということはよくあります。
それは、思考パターンや価値観の一段深い部分にある「アイデンティティ(私とは、こういう奴だ)」が更新されていない時によく起こります。
お酒が実はそこまで好きでなかったんだ、と認識できていても、
「酒豪」「ビールクズ」などと呼ばれていた過去の酒呑みアイデンティティが、咄嗟に
「お酒?好き好き〜!」
と言わせてしまう、みたいな。ビールクズってなんだよ?
「お酒?好き好き〜!」
と言わせてしまう、みたいな。ビールクズってなんだよ?
お酒が好きでない、という新しい価値観・考え方で生き始めたら、
「酒をあまり飲まない私」というアイデンティティを意識し直して、新しい自分として行動を選択し直す必要があります。
そうして古いアイデンティティを脱皮することで、過去のパターンに巻き込まれにくくなっていくのです。
まとめ
古い思考パターンや価値観を改めたはず。
なのに、前と同じ問題にぶつかってるな...?
過去と似たような選択を繰り返して、後悔することが多いな...?
そんな風に、思想と行動・出来事の不一致が起こって、モヤモヤする時は、自分のアイデンティティ(私とは、こういう奴だ)を見直してみるのがおすすめ、というお話でした。
過去のアイデンティティを常に刷新して、新しい自分として生きよう。
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