現在提供しているコーチングのサービスを受けてくださっていた方から、
- 学んだことのおかげで悩みがなくなってきた。
けれど、悩みがなくなった先で、次に何をしたらいいかわからなくて悩んでいる。
という話を聞きました。
- これまで悩んでいた時間と脳のリソースがぽっかり空いた分、暇になったんですね!
とお伝えしたら、図星だったようです。
悩みが減ったのはめっちゃいいことです。
...でも、次のステップとして、どう過ごしたらいいのでしょうか。
悩みがなくなった先に、何をしたらいいのか
ずっとやりたかったことをやる
本当はやりたいけど、自分には無理だなとか、お金にならないし無駄だなとか、笑われたらどうしようとか…
そうしてやってこなかったけれど、ずっと頭の片隅にあり続けるもの、気になっていることはないでしょうか?
忘れてしまってもおかしくないはずのに、何年も前から「これが気になるな...」と思い続けていることはないでしょうか?
それに取り掛かるタイミングなのかもしれません。
ただ、一度始めたからといって、ずっとやり続ける必要はありません。
また、見える結果に繋がらなくてもいいのです。
人生の心残りを一つでもなくすため、そして悩むフェーズを終えた自分がこれからじっくり取り組みたいものを見つけるヒントにするために、とりあえず思いついたことを軽くやってみるのが吉です。
この本が参考になるかも。
誰を喜ばせたいか考える
自分のために悩む時間が減ったら、次は他人も満たすタイミングかもしれません(ちょっとそれはしんどいな...と感じる場合は、まだ自分を満たすフェーズです)
自分を満たしながら、溢れた分で他人を満たせるとしたら、何をしたらいいだろう?(直接お金に繋がることとは限りません)
自分も楽しみながら、相手を喜ばせるって、どうやってできるだろう?
自分は、誰を喜ばせたいだろう?どんな人と一緒に喜びたいだろう?
明日隕石が落ちたら、何に後悔しそう?
「ずっとやりたかったことをやる」を、違う角度から見た質問です。
明日死ぬとしたら、どんなことが心残りになりそうでしょうか。
これをやっとけばよかった…!
この人に感謝や謝罪の気持ちを伝えておきたかった…!
などなど。
それをやってしまいましょう。
今は動けない空白を味わうタイミングなのかも
切り替わりの時期には、void(空白)の期間があるものです。
これまでのステージから次のステージへ、大ジャンプ。
そのためのエンジンの積替期間とでも言ったらいいのでしょうか。
その時、ぽっかり空白になって、何をしたらいいかわからなくなるものです。
私も最初の転職のタイミングあたりでしょうか、めっちゃジタバタした記憶があります。
自分には何が向いているのか。
何者になっていくのか。
何をしたらいいのか。
その時は、尊敬する人が紹介していたこの本がお守り代わりになっていました。
この本には、切り替わりの空白期間(ニュートラルゾーン)に感じる喪失感や空虚感の超え方が書いてあり、おすすめです。
ニュートラルゾーンは避けようとしたり、先延ばしにしようとしたりしても、あまりうまくいきません。
通過儀礼のようなものとして受け入れて過ごす必要があるんですね。
そうしてジタバタもがきながら、少しでも興味を持ったことや、人に勧められたこと、ピンときたことに色々手を出してみて、自分に合うもの・合わないものを少しずつ見極めていきました。
その結果、自分の進みたい方向性がだんだん固まっていったように感じます。
まとめ
目の前の生きづらさ・悩み・問題を解決するための人生がひと段落したら、
次は「この先、一生をかけて何を積み上げていきたいのか」という別の視点から人生を考えていくことになります。
...というと難しく考えてしまうかもしれないですが、「残りの人生、何して暇つぶししよう?」とゆるく考えてみるのも手かもしれませんね。
最後に。
人生の中で何をしたって意味があるし、
人生の中で何をしたって意味がないとしたら、
あなたは何する?
まずは自分と向き合って、ぐるぐる悩んでしまうフェーズをひと段落させたい。
という方は、こちらへどうぞ。
0 コメント