現在、大変ありがたいことに、好きなこと(AR開発・切り絵・コーチング...)でお金をいただいて生活できています。
ここに至るまでに、自分がやってきたことを、ステップごとにまとめてみようと思います。
好きを仕事にするステップ
「好きを仕事に」を諦める
まず、好きを仕事にすることを一回諦めます。
...えっ、諦めちゃうのっ⁉︎
- マァ、落ち着いて聞けよ…
話はここからだ。
「好きを仕事に」することで、どうしたいか考える
「好きを仕事にしたい」の裏側には、
・好きな事をする時間をたくさん取りたい
・嫌な仕事をやりたくない
・有名になりたい
・評価され、褒められたい
・いい感じに稼ぎたい
・自信を育てたい
みたいな色々な願望があるはずです。
これらを、いきなり全部まるっと一挙に叶えるのは、いささかハードルが高いのではないでしょうか。
ですので、一旦、「好きを仕事に」しようとすることを忘れて、まず、「好きを仕事に」の裏にある願望を、上記のように細分化するところから始めましょう。
- 好きを仕事にすることで、その結果どうなりたい?
人によって、上記一覧の他にも色々あるでしょう。それを書いてみます。
「好きなことをする」と、「仕事」を分ける
まず、好きなことを、とにかく好きに楽しむのです。
わたしも、いきなり最初から切り絵やARが仕事になったわけでなく、お金をもらうことなく、好きに楽しんでいた時期が長くありました。
最初から仕事にしようとすると、
- ウケるにはどうしたら?
- 売れるにはどうすれば?
- まずは、一旦「好きなことをする」と、「仕事」を分けよう。
- いずれ結びつくかもしれないけれど、とにかく今は分けて考えよう。
欲しいものが本当に欲しいか、どれくらい欲しいか考える
最初に、「好きを仕事にしたい」の裏側にある願望リストを書きました。
その中で書いた願望を、もっと具体化していきます。
例えば、「いい感じに稼ぎたい」という部分。
そりゃ、シンプルに大金持ちになれたら嬉しいでしょう。
でも、具体的にいくらくらい欲しいのでしょうか。
月30万で満足できる人もいれば、
月100万でも足りない人もいるでしょう。
(どちらがいい、悪いはありません)
私の知り合いで、
結婚していて、仕事しなくても生活できるけれど、旦那さんからのお小遣いだけでは、遊ぶのに足りないから、さらに自分で仕事をして稼いでる、という人がいます。
こういう考え方も大いにアリですよね。
- 生活費と自分が十分楽しめる分のお金を合わせて、どれくらい欲しいんだろう?
評価や名声も同様です。
どれくらい欲しいんだろう?
いや、そもそも本当に欲しいんだろうか?
※ちなみに、評価は他人から得られるもので、自分ではコントロールできないので、
「有名にならなきゃ」と追い込むのでなく、
「なれたらいいよな」くらいのスタンスでいられると楽になります。
やりたくないことをうまく手放す
いきなり今の仕事を辞めるのは難しいかもしれません。
が、今の仕事で辛い部分と辛くない部分にわけて、辛い部分をうまく手放す方法を模索すれば、「嫌な仕事をやりたくない」に一歩近づけるでしょう。
願望を個別に達成していく
さて、ここまで願望を具体的にできたら、行動に移していきましょう。
例えば
・今の仕事で、給与アップできないか交渉してみる
・空気を読んで残業するのをやめ、さっさと帰宅する
・早起きして、朝好きなことをする時間を作る
・好きな事を突き詰めて、完成品として形にする
などを一つずつやっていけば、「好きを仕事に」することで本当に欲しかったもの(=願望リスト)を実現できる、と気づくかもしれません。
- このあたりは人によって大きく変わるので、自分に当てはめて考えてみてください。
ここまでできると、相当楽に、そして楽しくなってきます。
この段階まで来ると、「好き」と「仕事」を別々に、それぞれ叶えることで十分幸せだ、と気づく人も出てくるはずです。
そう、必ずしも「好きを仕事に」しなくたっていいのです。
仕事は自己表現ではなく、お金を得る手段と割り切って、安定を獲得しながら好きなことをするのも、めちゃくちゃ素晴らしいことなんですよね。
改めて、「好きを仕事に」を実現することを考える
この先は、もはやボーナスステージです。
ここまで来て、改めて考えてみた結果、
- やっぱりさらにもう一歩、好きを仕事にするために動きたいよ!
と思う場合。
以下のように、自分の好きをアピールするチャンスをたくさん作っておきましょう。
・今こういうことをしていると人に伝えて、もし知り合いで繋がりがありそうな人がいたら紹介してもらう
・自分の成果として見せられるもの(ポートフォリオとか)をまとめて、機会があればいつでもサッと人に見せられる状態にしておく
・業界のイベント、分野に興味がありそうな人が集まりそうなイベントに参加する
・最初は無料や安価でよいので、モニター募集したりして、実績を作る
時間はかかるかもしれませんが、地道に種を蒔くことで、ひょんなことから仕事に繋がっていきます。
まとめ
好きを仕事にするまでの道のりを、ざっくりがっつり言語化してみました。
さらにもう少し突っ込んで詳しく話したいな、と思うこともあるので、いずれKindleで書籍化するかも(こんなことが知りたい!ということがあれば、ぜひコメントください)。
ちなみに、今回あまり触れなかった、「やりたくないことをうまく手放す」の部分は、この辺りの記事が参考になるかもしれません。
スマホからSNSを消してみて気づいた、「やめられない」と思うことをやめる考え方
また、この部分については、こちらのサービスでも詳しくお伝えしていますので、よろしければどうぞ!
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