自分のネガティブパターンを知っておくことは結構大事です。



どんな時、ネガティブスパイラルにハマる?


たとえば私の場合、相手からの連絡がない時、急激に不安になることが多いです。

「ア、何か自分がまずいこと言ったせいかも...」
「私が失態を犯したから、無視されているのかも...」
「人間として見捨てられたのかも...」
と、勝手に悪い方へ悪い方へ考えて、自滅していくのです。

相手は忙しいだけだったり、単に忘れているだけかもしれないのにね。



自分がついそう悪く考えてしまう原因はわかっていて、

子供の頃、親の不機嫌の地雷をうっかり踏んでしまうと、突然翌日まで口を聞いてもらえなくなる、ということが何度もあり、その恐怖がまだこびりついているんですね。

相手に反応をもらえないのは、自分が相手の機嫌を損ねたせいだ。
相手の機嫌を損ねたら、自分は見捨てられてしまう。
な、なんとかしなきゃ...

自動的にその思考回路にハマって、苦しくなってしまうんです。



どうしたらいいのか


「このシチュエーションで、いつも心の調子を崩すな」というパターンを、まず自覚することです。

「お、いつもの考え方の癖が出てる...」
と自覚できるだけで、転がり落ちるメンタルに一旦ブレーキをかけることができるんですね。



自分の場合も、ここまで分析できているにも関わらず、やっぱり恐怖にすくんでパニックになりかけることがあるのです。

そんな風に自分を見失いそうな時は、自分で胸をトントンと叩いたり、体をさすったりすることが、落ち着きを取り戻すのに効果的かな、と個人的に感じます。
自分で自分をケアしてあげるような。

冷静さを取り戻したら、
「これは自分の考え方の癖で、恐怖が大写しに見えてしまっているだけなんだな...」
と少し離れて見ることができるようになるんですね。



まとめ

自分のネガティブスパイラルのパターンをあらかじめ自覚しておくことで、ネガティブ思考に歯止めをかけられる、というお話でした。