今日は、メルマガの過去記事をお送りします。
次回配信予定は6/8(木)午前中、
「大好きなものを、上手に愛し続けるコツ」について語ります。
最近通っているボイトレで気づいたことのお話です。
発声と逆ブロックの話
ボイトレに通い始めた当初、喉頭を上げて出す声(=子供とか小人みたいなキンキンした声)の発声がわからず、高い声を出しにくい、ということがありました。
というのも、こういううるさい声を出してはいけない、という思い込みが強くあったからですね。
練習を重ねるうちに、こういう声も出していいんだ、と自分に許可が出て、その発声法を少しずつ身につけていきました。
が、その後、高めの声で歌う時には、必ず喉頭上げ目で歌うようになって、逆に喉頭を下げた歌い方をしなくなっていることに気づいたんですね。
このように、「しちゃダメだというブロックがかかっていたことができるようになると、今度は逆のブロックがかかる」という現象は結構よくあるのです。
例えば、頑張りすぎていた人が、ひとたび頑張るのをやめることを覚えると、その後馬力を出して働くことが怖くなってしまう、とか。
つまり、今までやってこなかったことを解放した結果、逆に今までやりすぎていた方を封印してしまうのです。
私の場合、喉頭を上げて歌えるようになった結果、喉頭を下げた歌い方はダメなものだ、と無意識に判断して、それを使わない歌い方になってしまったのですね。
どうしたらいい?
「今までダメだと思っていたことができるようになったということは、どっちも選べるようになったんだ」と思い出し直すことです。
今までダメだと思っていたことがOKになったということは、これまでの選択がNGではないか、と無意識に判断して封印してしまうことが、逆ブロックの原因です。
そうではなくて、時と場合に応じてどちらを選んでもOK、ということなんですよね。
ということで、曲の雰囲気に合わせて喉頭下げ目で歌うぞ、と意識し直したことで、無事に喉頭を下げても歌えるようになったのでした。
まとめ
これまで自分に禁止していたこと、許可できていなかったことが選べるようになったら、次のステップは、
「これまでの選択肢でも、新しく見つけた選択肢でも、どちらを選んでもOK!」
の状態になることだ、というお話でした。
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