「このことを、思い出すたび何度も悲しくなってしまう」
「あの辛かったことをつい思い出して、ずっと忘れられずイライラする」
「これについて考えると怒りが止まらない」

など、ある思考や記憶をきっかけに、自分でも抑えようなく大きく感情が動いてしまう時。


それについて人に愚痴をこぼしたとしても、

「これ以上この話を続けたら、うっとおしがられるかな」
「あんまり言うと、性悪な人間って思われるかな」
「どうせ、わかってもらえないよな」

などのブレーキがかかって、結局不完全燃焼に終わってしまうこともあります。



飽きるまで不満を吐き出そう


そんな時は、一人作業でとことん不満を吐き出すのが大事です。

ノートや裏紙に、恨み言や不満を延々と書きましょう(書いたら捨てていいです)。


繰り返し、同じ愚痴が出てきても、
めちゃくちゃ支離滅裂でも、
手加減なく吐き出すのは結構大事です。

こんなこと考えてるなんて、悪い人間だな...という思いと、
自分は悪い人間ではないはずだ、という思いの両方を持っていると、
手加減なしに吐き出すのが難しくなります。

どんなことを考えてもいいですし(考えた後に行動するかはまた別としてね)、
人は誰しも、良い面だけでなく、ちゃんと悪い面もある生き物なのです。
だから安心して、あるいは諦めて、吐き出しましょう。


不完全燃焼で終わっている人は、飽きるほどは絶望していないのです

飽きるまで絶望したら...飽きるんです笑
そりゃそうだ。

不満を並べるのに飽きたら、「こんな不満を抱えていちゃダメだ...」といちいち自分にダメ出ししなくても、自然と不満を言わなくなります。
だってもう、飽きてるので。


飽きたら、もうどうしようもない、ときっぱり諦める気持ちが湧いてくるかもしれませんし、
全く別の角度から解決策を思いつくかもしれません。
あるいは、なんだかスッキリして、そのことが気にならなくなってしまうこともあります。

ただ、「早くスッキリさせよう」と思って書くのではなく、もう本当にひたすら絶望して、イライラしまくって、不満や愚痴を死ぬほど書いてください

スッキリしようとするのをやめて、とにかく絶望した先に見えるものがあるんだなぁ( ˘ω˘ )



まとめ

そもそもどうしてこんな記事を書いたかというと、長いこと手放せず、こじらせて先延ばしにしてきた問題でイライラすることがあって、

「うわぁ、これ内観しなきゃ...考えただけで拒否反応が出るレベルだけど、どうしたらいいんじゃい_(:3」z)_」

と悩んだのがきっかけでした。





過去に、
「いつも、これについて考えるたびに辛い...」
と感じていた問題を乗り越えた時のやり方が、まさに今回紹介した、「飽きるまで絶望する作戦」だったんですね。

それを思い出したので、今回こうして書いて、自分に発破を掛けてみたというわけです笑


ただ、この作戦、想像してもらうとわかると思うのですが、ある程度の気力・体力・精神力を使います。ある程度元気な人向けの荒療治です。

今、相当追い詰められている人には逆効果かもしれません(そういう場合は、セラピストやお医者さんなどの力を借りてください)。


ということで、早速この作戦を使って内観してこようと思います。
あぁぁ〜〜〜すげぇ向き合いたくないよ〜〜〜_(:3」z)_
...そう、そんなもんなんです。私も。

向き合うのは怖いし、痛いし、辛い。
でも、その先にちゃんと光があることを経験則として知っているので、
進んで痛いところを見に行けるんですね。