そこから心理学をあれこれ学ぶうちに、だんだん楽になってきたタイミングで、
「今はとりあえず大丈夫になったけれど、また辛い状況に逆戻りしたらどうしよう」
という不安を抱えていたことを、ふと思い出しました。
幸せの再現性
幸いにして、逆戻りすることはなく、今までやってこられました。
そして多分今後も、逆戻りすることはないのではないか、と考えています。
というのも、問題の乗り越え方の再現性が取れるようになってきたからだ、と思うんですね。
再現性が取れる状態とはつまり、同じ条件や、手順でやれば、同じ結果を出せる、ということです。
何か壁にぶつかった時、問題に直面した時に、
どう考えたらいいのか、
何を見て、どう向き合ったらいいのか、
という、自己流の法則がだんだんわかってきたのです。
自分なりの再現性の取り方がわかっていないと、
問題解決は相手次第、状況や環境次第となってしまって、非常に不安定になります。
それらはコントロールできないので。
具体的には、
どうして自分はこういうパターンでこう考えてしまうんだろう?
他人の振る舞いに対して、自分はどうしてこんな風に反応してしまうんだろう?
自分は何が好きで、何が嫌いだろう?
好きなものを周りに置いて、嫌いなものとうまく距離を置くには、どうしたらいいだろう?
など考えて分析することで、再現性が取れるようになっていきます。
個人的には、この
「再現性が取れたから、もう悪夢のような状況に逆戻りすることは、恐らくなさそうだ」
という気づきが、静かな衝撃だったんですね。
これは別に、もう二度と嫌な思いをしない、人生に問題が起きない...というわけではなく、
仮に過去と全く同じ辛い状況に置かれたとしても、
向き合い方や避け方を理解しているから、もっとうまくやれるだろうし、
そもそも、そういう辛い状況に追い込まれるまで自分を放置することを、そもそもしないはずだから、
ぐちゃぐちゃになるもっと手前で方向転換できるだろう、
ということです。
もしかしたら、この感覚を人は自信と呼ぶのかもしれない。
まとめ
傷つかないようになるのではなく、傷ついても大丈夫になるから、安心して生きられるのかもしれないですね。
再現性を取れるようになるには?をもっと知りたい方は、こちらのサービスもどうぞ。
0 コメント