ある人から聞いたお話。




俺、めっちゃ腹立つこととか、面倒くさいこととか、嫌なこととかあっても、

「うわ、最高っ」

って言うようにしてるんっすよ。


最高って言ったら、なんでこれが最高なのか自然と考えるし、

そうしたら最高って思えるから。


この間、タンスの中の小物入れを床に全部ぶちまけた時も、

反射的に「うわ、最高っ」って言ってましたよね。

もう無意識に染み込んでいるんでしょうね。




なるほどなぁ...(゚ω゚)




なぜ最高かは、後からわかる


ここで大事なポイントとなるのは、

その出来事が最高だと思ったから最高と口に出したのではなく、

最高と口に出したから、その出来事が最高になった、ということかなと思います。


この思考方法は、悪いと捉えていた出来事に対して、

あえて「最高」と口に出してラベリングすることで、

良い面を見つけ出し、捉え直す練習になるのではないかな、と思うのです。

別の角度から見るのだ


...と、ここまで書くと、

どんなに苦しく、辛くても、無理に最高でハッピーと思わなきゃいけないんじゃないか...

本当は不幸だと感じていても、それがお前にとっての最高だ(=これ以上の幸せを高望みするな)ってことかい...

みたいな考えも浮かぶかもしれません。


そういうことではないと思うのです。


感情を捻じ曲げて、

感じていないことを感じているふりをしたり、

感じたことを無かったことにするのは、無理です。

だって、もう感じた後だもんね( ˘ω˘ )




その出来事により味わった最低な気分を、最高な気分だ!と思い込むのではなく

気分は最低だけど、この「気分が最低な状況」に陥ったことそのものが、最高のチャンスなんだとしたら?


すごく悲しい出来事を、

無理に嬉しくハッピーだと感じよう、ということではなく、

悲しく感じたままで、それでもその出来事が必要だった、あってよかったと思えるのだとしたら?



まとめ

「うわ、最高っ」というフレーズ、

「うわ(めっちゃ腹立つ/悲しい/最低な気分になったわ。けれどこれは)、最高(のチャンスが来ている)」

って分解できるかもしれませんね。


短く、核心をついた良い口癖だなぁ。