心にぽっかり穴が空いたような、寂しい気持ちがずっと消えなかったなぁ、とふと思い出しました。
なぜそうした感覚が減っていったかというと、
誰かと過ごしても、おしゃべりしても、楽しいことをしても、
どこか心に穴が空いていて、そこからエネルギーが漏れ出しているような感覚。
最近、そういうことがだいぶ減ってきたので、なんでだろう?と考えてみたお話です。
なぜ心の穴が塞がったのか
なぜそうした感覚が減っていったかというと、
自分で自分の声を聞くようになっていったからなのかな、と思います。
本当はこれは嫌だなとか、
本当はこうしたいな、という気持ちを、
山ほどスルーしまくっていたな、と気づいたのです。
そんな自分の気持ちじゃなくて、
人からどう思われるか、
いいねと受け入れられるか、
間違いだと攻撃されないか...
そうした外側にばかり目を向けていたんですよね。
何をしたのか
自分の素直な気持ちを知る
「本当はこうしたかったんだよな」
「やりたくないけど、本当は我慢してたんだ」
と、本当の気持ちの指差し確認を始めたのが、一番最初にしたことでした。
最初は、自分が本当はどんな気持ちなのかもよくわからないような状態だったんですよね。
「嫌だ、と思ってしまう自分の考え方が、間違っている可能性がある」
みたいな感じで、自分の感情を頭で判断して、存在しないことにしていたので、
なんかモヤモヤするけど、よくわからん...みたいな、混乱状態にあったのです。
感じることに正解も間違いも、本当はないんですよね。
そして、感じてしまったことを、無かったことにはできないんです。
その場でよくわからなかったとしても、
うまく対処できなかったとしても、
本当はこんな気分だった、と後追いでゆっくり確認する手順を、何度も繰り返したことで、
だんだん自分の気持ちを素直に感じられるようになったのです。
素直な気持ちを元に、行動に移す
ようやく自分の素直な気持ちに気づけるようになった後、
それに基づいて、
これをしたい、したくない、と少しずつ主張することを始めました。
ここはかなり勇気の出しどころなのですが、
本当に信頼している人相手に、ちょっとずつ実践してみたことで、だんだん慣れていきました。
自転車に乗る練習みたいな感じですね。
自分でまず埋め始める
ぽっかり痛む心の穴を、誰かが優しく埋めてくれたらいいのになぁ。
でも、そんな完璧で都合のいい存在なんて、現れるわけない。
だから、一人でこの痛みと戦うしかない...
と、ずっとぐるぐる考えていました。
できれば誰かになんとかしてほしい気持ちも、すごくわかる、わかるよ...( ˘ω˘ )
けれど、人になんとかしてもらうのでなく、
自分で自分の声を聞き始めてみて、
それが一番最短で、一番確実で、一番優しいルートだ、と気づいたんですよね。
そして自分の素直な気持ちを汲み取れるようになった頃、
自分の周囲にも優しい人が増えたんですよね(ちょっと不思議な話)。
結果的に、人の優しさに触れる機会が増えて、ますます元気になったのです。
まとめ
心にぽっかり穴が空いたような感覚から抜け出すために、自分で自分の心の声を聞いてみたよ、というお話でした。
自分の感じることに、少しずつマルをつけられるようになると、世界が優しくなっていくのかな、と思います。
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