経緯

Discordは、Enterキーを押すと文章が送信されます。

入力中にうっかり送信することが多発...

なんとかしたいっ!\\\٩(๑`^´๑)۶////

ということで、やり方を調べて、実際に設定してみました。


※以下は、Macでのみ有効な手順です。



手順

Karabiner-Elementsの導入

Karabiner-Elementsという、キーボードのマッピングを自由に変えられるソフトをダウンロードします。


最初に起動すると、システム制御の許可を求められます。

手順に従って設定しましょう。


システム環境設定 > セキュリティとプライバシー > プライバシー > 入力監視から、karabiner_...で始まる2つのチェックボックスにチェックを入れます。(左下の鍵を開けておきましょう)

Karabiner-Elementsのセキュリティ設定



システム環境設定 > セキュリティとプライバシー > 一般 > ダウンロードしたアプリケーションの実行許可の「許可」をクリック。(左下の鍵を開けておきましょう)

Karabiner-Elementsのセキュリティ設定


すると、Karabiner-Elementsでこんな画面が出るはずです。
出ない場合は、Karabiner-Elementsを再起動しましょう。

Karabiner-Elementsのキーボード初期設定

指示通りにキーボードを押すと、無事設定完了です。




Discordの送信のキーバインドを変更する

Discordの設定を変更するためのjsonという設定ファイルを準備します。
今回は、こちらのファイルを使わせていただきました。

上記ページの右上、Download zipボタンからファイルを落として解凍しておきましょう。


Karabiner-Elementsの画面上、左側のMiscを開き、上から3番目のOpen config folderを選択しましょう。

Karabiner-ElementsのMisc

karabiner/assets/complex_modificationsの配下に、先ほど落として解凍したjsonファイルをおきます。

Karabiner-Elementsのconfig設定
こんな感じになるはず。

ここまで来たら、一旦Karabiner-Elementsを再起動しましょう。


左側の上から三つ目、Complex Modificationsを開いて、Add ruleボタンを押します。

Karabiner-ElementsのComplex Modification


一番上に、先ほどjsonファイルで導入したDiscord-Enter-Modificationというルールがあるので、Enableをクリック。

Karabiner-ElementsのComplex Modificationの有効化

これで完了!



実際にEnterキーを押してみよう

Discordを立ち上げて(既に立ち上がっている人は再起動して)、

文字入力してEnterを押してみましょう。改行されるはずです。

送信したい場合は、Command + Enterで送信できます。


もう入力中の誤送信とはおさらばだ!



まとめ

Enterキーで送信するのか改行するのか、ツールによって違うので、改行するたびにドキドキしちゃいますよね...( ˘ω˘ )

ということで、Macユーザーの方でDiscordの誤送信にお悩みの方は、ぜひKarabiner-Elementsを導入してみてください。

いつの日か、改行/送信の規格が統一されたらいいなぁ。


参考

DiscordのEnterキーの挙動を変更したい