受験勉強をしていた頃、参考書は山ほど買わずに、決めた一冊を何回も繰り返しやるように、と言われた記憶があります。
特に苦手だった数学は、ひたすらこの2冊で勉強してたな...
「参考書」と一口に言っても、選択肢がいっぱいあるものです。
親の世代から使われていて有名なもの、
SNSで取り上げられて最近有名になったもの、
絵や漫画がいっぱいでわかりやすいもの、
鈍器になりそうなレベルの分厚さのもの。
どれを選んだらいいのか迷いますし、
「これがおすすめ!」と言われたら、すぐ飛びつきたくなります。
/シュバッ\ |
でも、あちこち手を出したところで、結局全て中途半端にしか吸収できず、あまり身にならない...ということがよくあるんですよね。
一つをやり切る
受験勉強に限らずに、何か結果が欲しい時、同じことが言えることかもしれません。
自分に合ったやり方を見つけるまでは、うろうろしてもいいかもしれないけれど、
これと決めたら、十分に得るものを得た、と体感するまで、しっかりやり切ることで、初めて身になるように感じています。
ビジネスを学びたいと思ったら、さまざまな人がコーチングのメニューを出しているのが目につきます。
さまざまな成功の道があって、そのどれもが正解のはずです(よほど詐欺とかでなければ)。
たくさんの手法の中に、たった一つの正解ルートがあるわけではなく、
自分に合ったルートを選んで、それを最後までやり切れば、どのルートを選んでも、ゴールにたどり着けるはずなんです。
なぜ結果が出ないのか
受験勉強にしろ、筋トレにしろ、トレーニング結果は一瞬で反映されるものではありません。
問題がスラスラ解けるようになるまで、ボディラインがはっきり変わるまでには、ちょっとだけタイムラグがあるものです。
そのタイムラグを待てないと、
「結果が出ないから、他のやり方が良さそう」
と、あっさり見切りをつけてしまうことがあるんですね。
でも、他のやり方をやってみても、成果が出る前に焦れてしまうと、まだ見ぬ新しい方法を求めて、放浪を繰り返すのかもしれません。
どうしたら良いのか
大きな変化が起こるまでのタイムラグの間に、小さな変化を見つけて喜べると良いのかな、と思います。
例えば、参考書を読み進めることで、前は全く意味不明だった数学の問題が、途中式くらいまで書けるようになっていたり、
トレーニングを日々続けることで、1回もできなかった腕立て伏せが、3回くらいできるようになっているかもしれません。
劇的ではなくても、小さな変化の芽が出ていることがあるんです。
参考になるかわかりませんが、私は、朝顔を育てるような気持ちで筋トレを続けています(どういうこと?笑)
この前より筋肉が成長したねぇ〜(゚∀゚)
と暖かく愛でながら、日々筋トレしてプロテインを飲んでいるんですね(???)
...そこまで脳筋にならなくても良いのですが、
タイムラグを待つ間に、変化の芽を見つけて楽しむことができれば、コツコツ続けていけるのかな、と思うのです。
まとめ
成果を出すには、やり方を探してあちこち浮気せず、一つのやり方で一回やり切ってみるのが大事なのかなと考えたお話でした。
その過程を楽しむためにも、日々自分の成長や変化を見つけていけると良いのかもしれませんね。
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