その人が、本当にどうしたらいいかわからなくて聞いている場合と、
実はその人の中で答えが決まっていて、その選択の裏付けを取りたくて聞いている場合があります。
どっち開けようね? |
決められないと言いつつ、実はもう決まってる件
特に後者の場合で複雑なのが、
「本当にどっちがいいかわからない〜!決められない〜!」と意識的には自分で信じているけれど、
既に、無意識下では答えが決まっていることがあるんですよね(自分もたまにやる)。
そんな時は、その人の考え方を補強するような意見じゃない限り、いくら投げてもスルーされてしまうんですね。
具体的には、アドバイスした側からしたら、いくらその人に良かれと思って言っても、全然届かないな...という状態になることがあるんです。
ある程度話してみて、なかなか届かなそうならば、その人の中でもう答えが決まっているんだな...と見守ることがいいのかもしれない、と最近思うようになりました。
もちろん、緊急性が高そうな問題など、口を挟んだ方がいいタイミングはあるかもしれません(放っておいたら心身に危険が迫りそうとか)。
そうでない限りは、いい意味で放っておく、つまりその人の無意識の選択を信じて尊重してみるといいのかな、と思ったのです。
迷っているようだが、実はもう、緑色のリンゴを買うことは決めている。 |
せっかく答えたのに!?
いや、せっかく答えてやってんだから、その通りに動けよ( ‘ᾥ’ )
みたいな気持ちもわかりますよ、わかります笑
でも実は、人に言われたその通りに動くことだけが、「アドバイスを受け入れたこと」ではないんですよね。
人に言われたことを受けて、自分の選択でそれをやらないことも、ある意味「アドバイスを受け入れた」結果なんですね。
多分、せっかく答えてやったのに!と腹が立つ人は、
人に言われた通りに動かないといけない、という思い込みが強い人なのかもしれません。
必ずしも、人の言われた通りにしなくても大丈夫だな、と自分の考えを緩められると、その怒りを手放し、相手を見守りやすくなりますよ(体験談)。
が!しかし!それでもやっぱりイライラする〜〜〜!という時は、
間接的にでも、その人の選択の後押しをできている。
(自分のアドバイスと逆の選択を、アドバイスを通して後押ししている)
だから、ちゃんと自分のアドバイスは役に立っているんだなぁ...( ˘ω˘ )
と心の中で唱えるといいかな、と思います。
まとめ
ということで今日は、誰かにアドバイスを求められた時の姿勢のお話でした。
ところで、記事内のリンゴの写真、たまたま見つけてパッとキャプションをつけたのですが、めちゃくちゃいい比喩表現として仕上がったと思う(自画自賛)。
これからも、誰かに求められた時は、暖かい気持ちでアドバイスできたらいいなぁ。
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