感情とは何か?
もし何も変化がない、真っ白で広大な空間に一人きりでいたとしたら、
喜びも、悲しみも、驚きも、怒りも、何も湧かないだろう。
変化があるから、感情が生まれる。
言い換えたら、感情とは、変化によって生まれた自分の中の差分とも言えるかもしれない。
良いと思う感情、良くないと思う感情。
積極的に感じていたい感情、できれば感じたくない感情。
そんな風にラベル付けして分けることはよくある。
けれど、どちらも等しく、何かしらの変化を受けて、湧き上がってきた差分に過ぎない。
感情を感じるとは?
感情を感じる(感じ切る)ってなんだろう。
それは、ただ変化によって生じた差分を見ることかもしれない。
ある出来事が起きる。
それを、自分の色眼鏡(観念)を通して見る。
すると差分を感じる(感情が動く)。
大きな喜びも、大きな悲しみも、
ベクトルは違うけれど、
普段の自分と比べて、大きく差分があるという点で同じなのかもしれない。
安心して感情を感じる
落ち込むのは良くない。
この差分は見たくない、感じたくない。
ずっと喜んでいたい。
この差分だけいいものだとして受け入れたい。
そんなジャッジをやめて、いま、何かしら差分を体感しているということだけをフラットに見る。
そうすると、安心して感情を感じられるようになるかもしれない。
ただの差分に過ぎないのだから。
0 コメント