アドバイスをもらう時のコツを、ケーキ作りにたとえて考えてみましょう。


誰に聞くか選ぶ

ケーキの作り方のアドバイスは、パティシエに聞くのが早いですよね。

同じお菓子を作っているからと、和菓子職人に聞いても、多分的確なアドバイスはもらえないでしょう。

まさに餅は餅屋です。



ゴールを決めてアドバイスをもらう

アドバイスをもらうときは、自分である程度目指したいゴールを決めておくといいです。

そして、「私の目指すゴールに至るには、どうしたらいいか?」と聞くと、良い答えを得られます。


何ケーキを作りたいの?

例えば、スポンジケーキを持っていき、
とにかく何かケーキを作りたいのですが、どうしたらいいでしょう」
と尋ねたら、


「カラフルにするといいよ(アメリカでよくあるカラフルケーキをイメージして)」

「チョコレートクリームはこう作るんだよ(チョコレートケーキをイメージして)」

「スポンジを洋酒に浸すといいよ(サバランをイメージして)」

「マロンクリームを作ろう(モンブランをイメージして)」

...などなど、さまざまなアドバイスをもらうことになります。


それを全部聞いて実行したら、多分、謎のカロリー爆弾が出来上がってしまうでしょう。

でも、本当はショートケーキっぽいものを作りたいとイメージしていた、という場合は、出来上がりを見てがっかりしてしまいますよね。


ゴールを伝えよう

もしショートケーキを作りたいのであれば、スポンジケーキを持っていき、

ショートケーキを作りたいのですが、どうしたらいいでしょう」
と尋ねれば、

「イチゴを乗せるといいよ」

「生クリームをこんなふうに飾るといいよ」

「スポンジはこうやってカットするんだよ」

などとうまくアドバイスをもらえるでしょう。



ゴールが明確に決まらない時は、そこも相談する


何を目指すべきかわからないと伝えよう

そもそも経験が少なくて、ゴールが自分でもわからないこともあります。

そういう時は、そもそもどこをゴールとして目指すかも悩んでることを含めて、アドバイスをもらうといいかな、と思います。



好みも合わせて伝えよう

ゴールが不明瞭とは言え、「これはいい」「これは嫌」はあるはずなので、それを断片的にでも伝えて相談するのが吉です。


「生クリームベースで、何かフルーツが乗ってたような...そんなケーキが作りたくて」

「あ、でも、カラフルで甘すぎるのは嫌です」

みたいな感じですね。


まとめ

良いアドバイスを得るコツは、

・誰に聞くか選ぶ

・ゴールを決めてアドバイスをもらう

・ゴールが明確に決まらない時は、そこも相談する

というお話でした。