連絡をもらったらすぐに返信しないと、相手の信用を失ってしまう。
自分の意見を素直に言うと、嫌われてしまう。
休むと、人から遅れをとってしまう。

そんな風に、
〇〇しないと(すると)××になってしまう。
という恐怖で何かをやろうとしてしまう時、
それは本当だろうか?」と立ち止まって考えてみるのが大事だな、と最近よく思います。


不安や恐怖を手放すための質問集


それは本当だろうか。
〇〇しなくても(しても)××にならない。
ということはないだろうか。


どうして、〇〇しないと(すると)××になってしまう、と必死に信じているんだろうか。
そうだと信じて行動することで、何を守ろうとしているのか
何を恐れているから、そうだと信じているのか。


もし、〇〇しなくても(しても)××にならないとしたら、どんな気分だろうか。
ほっとする?
何か無性に腹が立つ?
悲しくなる?


〇〇しないと(すると)××になってしまう、を手放してもいいだろうか。
もしダメなら、手放した時にどんなことになってしまうと思っているのか。
その怖いことが、実は起こらないとしたらどうか。


〇〇しなくても(しても)××にならない、という信念を信じ直してみてもいいだろうか。
もしダメなら、信じ直した時にどんなことになってしまうと思っているのか。
その怖いことが、実は起こらないとしたらどうか。




そんな風にいろんな角度から自分にじっくり聞いてみるうちに、スコッと抜ける瞬間があるんですよね(上の質問の答えを紙に書きながら考えていくのがオススメ)。

スコッと来るまでは、嫌なことを思い出したり、しんどい気分になったりすることもあるので、ちょっと苦しいかもしれません。

その苦しみも、苦い薬を飲むみたいにじっと見てみる(必要なら、専門家を頼ってもいいかもしれない)。


「あ、あの時の恐怖や怒りをずっと抱えていたから、今もこれを信じていたんだな」
「今はもういらないんだな」

そんな風にほっと安心して納得できた時に、〇〇しないと(すると)××になってしまうという恐怖を手放せるのかな、と思います。



まとめ

今日はちょっと抽象的なお話になってしまいました。

自分が持っている「〇〇しないと(すると)××になってしまう」という恐怖にいろんな言葉を当てはめながら読んでみると、何か得られるかもしれません。