めちゃくちゃ歯が痛い時に、よし、夕飯の献立について考えよう!と思っても、それどころではない。

めちゃくちゃトイレを我慢している時に、よし、仕事に集中しよう!と思っても、それどころではない。


同じように、自分の中に差し迫った問題がある時、別の問題について考えようと思っても全然考えられない、ということがあります。



未消化な問題の裏側にあるもの


歯が痛い、トイレに行きたいなどなら、まだ差し迫った問題として捉えやすいのですが、

自分で見ないようにしていたり、臭い物に蓋をしているような状態だと、差し迫っているのに気づけません

そして、考えたいと思っていることの邪魔をしてくるんですよね。


例えば、仕事で独立したいと思っているけれど、なかなかその話が進められない裏に、実は向き合うべき(でも、向き合いたくない)家族の問題があるとか、

家を建てたいと思っているけれど、なかなかその話が進められない裏に、実はどうしても謝らなければいけない(でも、ずっと引きずっていることを見たくない)友人がいるとか。

自分が解決しようとしている問題(独立やマイホーム)と全く別のところで、これをやらないと...と思っていることが、知らず知らずに痛んで、なかなか前進できないのです。




だから、何か思い当たることがあったら、さっさと歯医者やトイレに行くのと同じように、すぐ対応するのが良いです。

向き合おうとすることで、大分イヤな気分になったり、怖くなったりするかもしれません。

でも、そこをクリアすると、スムーズに物事が流れて行きやすくなるんですよね。


なかなか行きたい方向に進めない、やりたいことに思うように取り組めないという時は、全く別の部分で、気がかりなことや心残りがないかチェックしてみるといいですね。



まとめ

やりたいと思っているのになかなか前に進めない時は、自分の中で未消化の問題をさっさと解決しようというお話でした。