人がしていてモヤモヤすることは、たいてい自分が本当はやりたいのに我慢していることだったりします。
モヤモヤと裁き
ズバズバと思っていることを口に出す人がいてモヤモヤするなら、
あなたは言いたいことを我慢したり、オブラートに包んだりして伝えたり、気を遣うことが山ほどあるのでしょう。
どんどん転職している人を見てモヤモヤするなら、
あなたは本当は勇気を出して動いてみたいけれど、なかなか動き出せない自分にイライラしたり、凹んだりしているのかもしれません。
我慢している人ほど、モヤモヤする言動をする人を見ると裁きたくなります。
ズバズバ言う人は、無神経で無遠慮なひどいやつだ!とか、
どんどん転職する人は、責任感も堪え性もない弱いやつだ!とか。
一見正論のように見える裁きかもしれません。
実際、その指摘が正しい側面もあるかもしれません。
でも、そうして正しさで裁いて切り捨てようとするほど、なんだか苦しくなって、余計モヤモヤしてしまうんですよね。
だから、モヤモヤした時には、「もしかして、自分もああなりたいのかな」と、考えてみるのがいいです。
あんな奴ダメだ!と強く思っているほど、そんな風に考えることは、耐えられないくらいムカつくかもしれません。
でも、自分がモヤモヤを感じる相手でも、別の人にとっては全くモヤモヤしない人であることも十分にあり得ます。
だから、そのモヤモヤは自分由来と考えられます。
自分の中で我慢していたり、ダメだと禁止しているから、モヤモヤしてしまうのです。
正しさで裁いて切り捨てようとするほど、なんだか苦しくなってしまうのも、自分の中にそうなりたい部分があって、そこを否定しているから苦しいんですよね。
そのモヤモヤを、いきなり全部受け入れて愛そうとするのはきっと難しいです。
でも、もしかしたら、自分もそうなりたいのだとしたら?
自分にもそんな一面があるのだとしたら?
そんな風に自分を見つめた結果、「そうかもしれない」とちょっと納得できた時、人に対してのモヤモヤが減って生きやすくなるのかなと思います。
まとめ
人の言動にモヤモヤする時、自分の中に同じものがあるか見つめてみるといいというお話でした。
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