仕事が締め切りに間に合わなかったらどうしよう。
あの時の一言で、あの人に嫌われていたらどうしよう。
そんな風に、未来にこうなったらどうしよう、という心配をすることがあります。
その心配が過剰になると、時に胃がきりきり痛んだり、そのことで頭がいっぱいになって憂鬱に塞ぎ込んだりしてしまい、辛くなってしまいますよね。
心配しても、結果はコントロールできない
心配とは、言い換えると、「望ましい結果を得たい(得られなかったらどうしよう)」という思いです。
しかし考えてみると、そもそもどんな出来事も、最終結果を自分の力だけでコントロールすることはできません。
仕事の締め切りを間に合わせるための最大限の努力はできますが、
100%必ず間に合わせる、ということは実際はできません(締め切り直前に突然全てのデータが飛ぶかもしれない、事故や犯罪に巻き込まれるかもしれない、プライベートで仕事どころじゃない問題が発生するかもしれない)。
まして、あの人にこう思われたら...という部分は、コントロールしようがない。
自分にできるのは、精一杯の誠意を尽くすことだけです。
だから、最終結果がどうなるかをいくら心配したところで、100%大丈夫だから安心という保証は絶対に得られないんですね。
そう考えてみると、
「心配して心をすり減らす分のエネルギーを、自分のできることに回して、なるべく望ましい結果を得られる確率を上げればいいんだ」
と落ち着いて考えられるのではないかなと思います。
まとめ
結果をコントロールしたい、という気持ちを手放すことで、心配も一緒に手放せるというお話でした。
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