仕事を頼まれると、完璧に仕上がってOKが出るまで休めないような気持ちになって、自分を削りすぎてやってしまう、ということが、私にはしばしばあります。
それは「私にはできません」と言えなかったからだと気付いたお話。
できないと言えないのはなぜ?
できないといって投げ出してしまうのは悪いことで、恥だ。
できないと言ったところで、許してもらえるわけない。
できないと相手を不機嫌にさせてしまう。不機嫌にさせてしまったら見捨てられてしまう。
できない自分が悪い。
できないって言うと、負けた気がする。
そんないろいろな理由があって、小さい頃から「できない」と伝える事を自分に禁止していたんですね。
でも、できないことは、本当は悪いことではないんですよね。
だって、できないんですから。
もしできないことで不機嫌になる人がいたとしたら、それはそうやって不機嫌になることによって、相手をコントロールしたり、支配をしようとしたりしているだけだったりします。
できない私が悪いわけじゃない。
完璧主義な人はどうしたらいいのか
いきなり直接人に言えなくても、まずは独り言でもいいから。
最初、その言葉を口にするだけで、すごく抵抗感があったり、嫌な気持ちになったり、涙が出たりしていました。
でも、何回か呟いているうちに、できないって言ってもいいんだな、が自分の中にほんの少しずつ染み込んできました。
できない自分を追い込むのではなく、許す。
無理して背伸びして、できる自分にフィットさせるのではなく、リラックスした自分にできることをする。
できない自分に降参する。
できない自分を、自分で許す。
まとめ
できないをなくすために、できるまで頑張る力も大事。
でも、完璧主義を目指して自分に鞭打って苦しいのだとしたら、できないと認めるのは、きっとできるようになるまで努力するのと同じくらい(いや、それ以上に)大事なこと。
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