プラスの直観

買い物や、仕事や家探しをしていて、自分にぴったりくる情報が入ってきたときに、「これだっ!」という感覚が生じることがあります。いわゆる直観ですね。
それに従うと、うまくいくと感じることが多いです。

私の場合、
・ピコーン!と音がしたように感じる
・心の中の犬(?)がめっちゃしっぽを振っている感じがする
・「うむうむ、確かにこれの気がする」と納得感を感じる

...のような感覚があります。

これは多分人によって違って、これだ!という感覚は、
・その選択肢が、他のものに比べて輝いていたり、明るかったりするように感じる
・触れた時に手によく馴染む感じがする
・気持ちがあったかくなる、ほっとする感じを覚える
などなど、いろいろあると思います。



マイナスの直観

逆に、嫌な直観というのもあります。

・あれ?なんか漠然と違う気がする、という違和感を感じる
・その場にいると、ちょっともやっとする
・その選択肢が、なんだか薄暗かったり、もやがかかったように見える
・心がどんよりしたり、ヒヤッとしたりする感覚がある

それを無視して動いていると、明らかに失敗だった!とガーンと落ち込む出来事に遭遇したりするんですよね。



自分の直観の感覚を知り、それを使う

プラスの直観にしろ、マイナスの直観にしろ、それが自分にとってどんな感覚か?を覚えておいて、その感覚を積極的に選択の際に使ってみましょう。
コツは、一瞬感じたものに対して、頭でそれを否定しないことです。

一瞬しっくり来た人に対して、「いやいや、家柄とか収入とか、いろいろ自分とは不釣り合いだから、アプローチはやめておこう」「ちょっと優しい言葉をくれて嬉しくなっちゃっただけだ、気のせいだから浮かれてはならんぞ」とか、
一瞬この場所はなんだかしっくりこない、と感じた時に、「いやいや気のせいだ、自分の受け取り方が悪い」「他の人は気にしないようなことで、別に大したことじゃないから、問題ない」
など、頭で反論するのを、一旦やめてみます。

直観は、脳にインプットされた過去の膨大な経験から引き出される、と言われています。
自分の頭でする思考は、それと比べたら圧倒的に小さい範囲の情報でしか考えられない、と思うと、思考を手放して直観に任せやすくなるかもしれません。

また逆に、一瞬感じたものを信じすぎて暴走しないことも大事です。
一瞬しっくり来た人に対して、「あ!この人はしっくり来る感じがあったから、私の運命の人に違いない!もはや結婚間違いなし!ゼクシィ買いにいこ!」とか、
一瞬この場所はなんだかしっくりこない、と感じた時に、「しっくりこないということは、今すぐ即刻立ち去るべきということですね、はい、もう明日から来ません!」
などなど、直観で感じたことに対して、○○に違いない、○○べきだ、のように妄信すると、大怪我することもあります笑

この場合、直観が信じるものじゃなく、信じたいもの、になっていますよね。
微妙な違いですが、後者のように、信じてすがりつきたい、という気持ちでいると、直観が逆に鈍ってうまく使えないように感じます。こうあってほしい、という方に直観を曲げて使ってしまうからだと思います。

直観は、否定しすぎず、依存し過ぎず、うまく使っていきたいですね。



まとめ

これだっ!という感覚を覚えておく。
そしてそれを普段から積極的に使ってみることで、直観をうまく使えるようになります。

小さなこと(たとえば、どのランチにを選ぼうくらいのレベルのこと)の選択の時に、ゲーム感覚で直観を使って選ぶようにすると、より大きな選択の際にも役立つようになりますよ。