国立公文書館の特別展示、 「競い合う武士たち-武芸からスポーツへ-」と、常設展示を見てきました。
展示風景(特別展)
概要は以下の通りです(公式HPから抜粋)
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本展では、日本の近代スポーツの前史として、武芸を取り上げます。武芸の歴史を古代まで遡り、戦場での武芸や儀礼としての武芸、魅せる武芸、そして泰平の世となり戦場で戦うことがなくなった江戸時代の武士たちの武芸など、時代とともに武士の姿と武芸の性格が変化していく様相をご紹介します。
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源氏物語や徒然草など、有名な作品での馬術の描写がありました。 |
鉄砲で狙うべきポイントをまとめた本。 |
忍術書。にんにん。 |
鷹狩のための鷹の飼育指南本。 目の模様から性格などがわかるとのこと。ほんとかな。 |
いわゆるポロが、江戸時代にも打毬(だきゅう) と呼ばれ流行っていたらしい....! |
新撰組で訓練用に火薬などを使いたいという申請書。 末尾に近藤勇のサインがあります。 新撰組、刀だけでなく、銃器も使っていたようですね。 |
展示風景(常設展)
あわせて常設展も見てきました。
常設展では、教科書で学ぶような、憲法や条約などの歴史的資料が多数展示されていました。
コラ画像にも使われる「令和」だ...!笑 しかしレプリカでした。 思ったより大きかったです。 |
こちらは本物。小渕首相がお若いです。 |
日清講和条約。賠償金2億両って昔やったな... |
日本国憲法の御署名原本(天皇陛下の裁可を示す署名と印が付された文書原本) とっても貴重な資料です。 |
大日本帝国憲法もありました。 |
沖縄返還の条約締結時の書類。 |
感想
武術というと、柔術や剣術を強くイメージしますが、特別展では、そのほかにも馬術や弓術、犬追物(歴史の授業でやったやつ...!)や鉄砲術など、多岐にわたって紹介されており、とても興味深かったです。
常設展では、昔歴史の授業で学んで、名前しか知らなかった資料を間近に見ることが出来て感動しました。
展示会情報
特別展開催期間
2020年6月16日(火)~8月30日(日)※期間中無休
午前9時15分〜午後5時まで
国立公文書館 本館
入場無料
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