原因
アンテナを張りすぎてしまうから
HSPの人は、無意識にでも情報をキャッチするアンテナをがっつり張り巡らせてしまうので、接客の場で消耗しやすいです。お客様にどのタイミングで話しかけようかな、部屋が寒すぎないかな、また新しい人が来た…などの情報がどんどん入ってきますし、お客様がいらっしゃらない間も、周囲の雰囲気や人通りを検知しながら、常にスマホアプリがバックグラウンドでずっと動き続けているようになってしまうからです。
応急手当
リフレッシュする
甘いものを食べたり、あたたかいお茶を飲んだり。少し散歩に出る、お手洗いに立つなど、場所を変えるのもいいです。
自分の場所に立ち戻れるタイミングを作る
休憩時間があれば、その間に好きな音楽を聴いたり、お気に入りのブログを読んだり、自分のセンターに戻れるきっかけを持っておくとよいです。深呼吸・瞑想
とりあえずまずは大きく深呼吸。私が好きなのは、リンゴ瞑想法です(いま命名した)。
自分の手にリンゴを持っているイメージをして、香りや質感、重さや色などをできるだけ詳しく思い浮かべながら、そのイメージリンゴを投げたり、頭に乗せたり、転がしたりします。そうすると、不思議と気持ちが落ち着きます。
リンゴでなくても、ミカンでもスイカでもかまいません。
意識的にOFFする
人がいない時など、OFFにしようと決めて過ごすと、こころの電池の消耗の減り具合を抑えられます。感じすぎ、気付きすぎることが多いので、OFFにするくらいでちょうどいい、と考えると少し楽になるかもしれません。
アフターケア
静かに落ち着ける環境に身を置く
帰宅したら、一人で静かになれる場所でゆっくり落ち着きましょう。家以外だと、私は書店か図書館にいるのが好きです。
好きなもので自分を労わる
美味しいものを食べたり、肌に優しい部屋着を着たり、ゆっくりお風呂につかったり。これでもかと自分をいたわりましょう。
まとめ
繊細過ぎる人は、意識的に自分のこころを守っていくことが大事かなと思います。
最後に、HSPの人におすすめの本を一冊ご紹介。
気づきすぎて疲れてしまう人の防衛策がたくさん掲載されていて、おすすめですよ。