例えば何かを習慣化したいとか、新しいことを始めたいという時。
「やるぞー!」と気合いでやろうとしても、はじめるまでの腰が重かったり、継続するのが苦しくなってしまったりすることがありますよね。そんな時の考え方をご紹介したいと思います。


感情を動かしてモチベーションを高める

結論から言うと、目先に得られる感情より、将来得られる感情の方が欲しい!と思える状態にすることが、行動を変えたり、何かを習慣化させたりするのに効果的です。

例えば筋トレを習慣化したい、を例に挙げてみましょう(脳筋なので)。
「あんまり普段運動していないし、筋トレくらいしておいた方がいいから」くらいの理由設定で始めようとすると、たいして感情が動かないので、「つらい筋トレなんかより、だらだらごろごろするの気持ちいいよね~おせんべぽりぽり」という目先の幸せの方に引っ張られ、筋トレしなくなってしまうんですね。

ですので、筋トレすることで将来得られる幸せを超具体的にイメージしましょう
「継続して筋トレすることで体を引き締めて、今夏には素敵な水着を買ってハワイのビーチで着るんだ…むふふふふ」とか。
実際に水着を買ってしまったり、ハワイの写真を眺めたりしてもいいですね。

目の前のおせんべいがどうでもいいくらいの幸せが先に待っていれば、自然と筋トレしよう、という気持ちになります。


負の感情ではなく、正の感情の動くイメージを

感情が動くようなイメージをすると言っても、負の感情が動くものだとちょっとつらいです。
例えば、「筋トレして醜いぜい肉を落とさないとモテないから頑張ってトレーニングしよう」とか。

もちろん、こうしたマイナスのパワーを原動力にうおぉぉぉと頑張ることもできますし、マイナスを避けようと動く力は実際強いでしょう。
しかし、そうして筋トレしている間、「自分のぜい肉は醜い、醜い…」「筋肉の無い自分はモテない、ダメだ」と自分を否定してしまい、イヤな気分になってしまいますよね。

また、少し結果が出た時点で続けるモチベーションが落ちてしまい、しばらくして筋肉が脂肪に変わってきたのに気づいて、また頑張って自分を責めながら筋トレする…という変な悪循環にはまってしまうこともあるんですね。

ですので、「○○しないために」「○○にならないように」というモチベーションではなく、「○○を得られるように」「○○を実現できるように」というポジティブなモチベーションを高めていくのが良いでしょう。


まとめ

新しいことに取り組み始めたり、何かを習慣化しようとしたりする時、これまでの自分を少し変化させるだけのモチベーションが必要になります。
そのためには気合いではなくて、感情を揺さぶることで、自然にふんわりと変わっていけるように思います。