私は、切り絵だけでなく、ブログを書いたり、お話を作ったり、プログラミングしたりと、いくつか軸を持って活動しています。
今日はそれによるメリットとデメリットをいくつかまとめてみたいと思います。


複数軸持っていることのメリット

1) 飽きたら別のことをして気分転換できる

例えば、一日中ぶっ続けで切り絵をしていると、いくら大好きなことでも飽きます笑
ですが、飽きてきたな~というタイミングで、こうしてブログ記事をまとめたり、お話のアイデアを練ったり、ソースコードをいじったりすることで、気分転換できます。
そうしてまた新鮮な気持ちで、切り絵に集中できるんですよね。

2) 複数の軸を重ねて新しいアイデアを出せる

例えば、最近よく作っているプログラミング×切り絵作品は、自分の中の複数の軸を掛け合わせることで生まれたものです。
まったく趣の異なる軸であるほど、ぶつけた時に面白いものが生まれてくるように思います。

3) 複数の軸が強みになる

よく言われることですが、複数軸持っていることで、その人の独自性が高まります。
例えば、世の中に切り絵をする人、プログラミングする人、ブログを書く人、物語を作る人…はそれぞれ山ほどいますが、その全部をやる人、というとなかなかいないのではないかなと思います。
ということで、いくつか軸を持っておくことが、その人らしさを圧倒的に押し上げてくれます。

4) 一つスランプがきても、全部がダメにならない

これまで活動してきて、切り絵を全く作れなくなってしまった時期や、文章を全く書けなくなってしまった時期が何度かありました。
でも、複数の軸があったことで、スランプに陥ったものからは少し離れて、それ以外の活動をしながら乗り越えてくることができました。
いわゆるリスク分散になっていたわけですね。


複数軸持つことのデメリット?

逆に、複数軸あることでのデメリットはなんでしょうか。

1) 全部が中途半端になってしまう?

あれも、これも、と手を出していると、全部が中途半端な状態で、極められないのでは、という不安があります。
でも、私としては、中途半端でもいいのではないかなと思います。

理由は先ほど挙げた通りで、いろいろやってみることで視野が広がったり、アイデアが湧いたりすることもあるからで、ひとつのことを極めるだけが善ではないのではと思うのです(もちろん、ひとつの道を極めることを否定するわけではありません)。

あるいは、「中途半端」だとちょっと響きが悪いので、「成長中」と言い換えてみてはどうでしょうか。
「全部が中途半端」なのではなく、「いろいろな道で成長中」。
そう考えると、いろいろな軸を持ってみるのもワクワクしていいもんだ、と思えるのではないかなと思います。


2) 何をしている人かわからない?

いろいろなことに手を出していると、「で、この人結局何してる人なの?」と思われ、自分のブランディングがうまくできないのでは、と思うかもしれません。

そういう場合、活動の幹を設定するといいのではないかなと思います。
例えば私の場合、幹として「物語を通じて人に驚きや安らぎを与えたい」という思いがあり、その枝として、切り絵やブログ、その他もろもろがあります。

切り絵で絵本や立体作品を作るのも、
AR切り絵を作るのも、
これまで独学で学んだ心理学や自分の体験をもとにしたブログ(広義の物語)を書くのも、
私の中では一貫した幹から派生した活動だと言えるわけです。


3) 時間や力の配分がうまくできない?

複数軸あると、時間配分や力の配分が難しい、結局何からやっていいかわからなくなる…と不安になるかもしれません。

私のおすすめの本の一冊に「ソース~あなたの人生の源は、ワクワクすることにある。」という本があるのですが、


本書では「ワクワクすることをしなさい」と繰り返し説かれており、「ワクワクする気持ちに従って全部やりなさい!」と言われています。

ワクワクすることの情熱、熱量はほんとうにすごいので、直観とワクワクにしたがって、やりたいものからやりたい分だけやっていくのがいいのではないかなと感じます。


まとめ

こう考えてみると、私の中では、複数軸を持っていることでのデメリットはないんじゃないかな、と思います。
ということで、今日は複数の軸を持って活動することのスゝメ、でした。

ちなみに、複数軸を持って活動している人/活動していきたい人へ。
先に挙げた「ソース~あなたの人生の源は、ワクワクすることにある。」はとってもおすすめなので、是非読んでみてください!