ここは、「文化的価値の高い歴史的建造物を移築し、復元・保存・展示する野外博物館」とのことで、広い公園内に江戸~昭和の美しい建物がたくさんあって、実際に中に入って部屋の中も外もじっくり見て味わえる博物館です。
江戸東京たてもの園内部
素敵スポットがたくさんあったので、そのいくつかをご紹介しましょう。江戸東京たてもの園は3つのゾーンに分かれています。
センターゾーンで特に気になったのは、高橋是清邸でした。
緑が美しかったです。
2Fは、あの二・二六事件の現場になった場所とのこと…
また、デ・ラランデ邸は3F建ての洋館で、下はカフェにもなっています。
東エリアには、明治から昭和にかけてのお店がたくさん並んでおり、趣があって素敵でした。
これは荒物屋(家庭用の雑貨屋)。
仕立屋。
化粧品屋。
千と千尋の神隠しのモデルになったという、子宝湯。
蟹、どうしてそうなった |
文房具屋の三省堂。さんしょうどう、と読むそうで、おなじみの本屋さんとは無関係のようです。こちらも、千と千尋の神隠しで、釜爺の部屋の引き出しを彷彿とさせる風景が広がっていましたよ。
西ゾーンには、西洋風の建物や、江戸時代の建物があります。
昭和の写真館。
太陽光を取り込んで撮影するため、撮影場所にはとても大きな窓が作られていたそうです。
写真撮影体験もできますよ |
江戸時代の農家。
実際に囲炉裏に火を起こしており、ものをいぶす懐かしい匂いに包まれていました。
利用案内・注意など
三脚による撮影が制限されている場所があります。またコスプレなどして撮影スポットを占有するなど、他の人に迷惑をかけてしまうようなことはもちろんNGです。
また、敷地はかなり広く、石畳などのやや足場がぼこぼこする部分もあるので、歩きやすい靴を推奨します。
入場料金は、一般400円です。都内在住・在学の中学生までは無料で入れます。
まとめ
建物の内部までじっくり歩いて見て回ることができる、素敵な野外博物館でした。散歩やピクニックにも適しているので、涼しくなり始めたこの季節にすごくおすすめですよ。