妙に焦る気持ちと、得体のしれない恐怖感と、全部ひっくるめて「ざわざわ」という言葉がまさにしっくりくる感じです。
ざわざわの傾向と特徴
こういうざわつく気分になる時、大概何かしら大きな変化が先に待ち構えていることが多いです。自分の場合、転職前や個展の前などにこんな気持ちになりがちでした。
合わせて、体調が悪くなったり、漠然とした不安に(比喩でなく)体が震えたり、なんてこともあります。
この感覚、どこかで感じたことがあるなと考えていて、本番前、舞台袖にいる時のような感覚だと気付きました。
もうすぐ始まる。
始まったら、やりきるしかない。
うまくできるかなぁ。
緊張するなぁ。
失敗が不安だ、怖い。
でも、これまで準備してきたし、きっと大丈夫。
そんな気分です。
ざわざわに直面すると、とにかく安定させようとじたばたしたくなります。ですので、
・アイデアややりたいこと、やるべきことをどんどん思いついて実践したり(その割に体が置いていかれているような感覚におちいったり)
・決まっていない物事をきちんと決めたくなったり
・状況をコントロールしたくなったり
・あれもこれもやろう、と未来を視ることに時間と意識をとられて、目の前の生活がおろそかになったり
します。
そういう時は以下のような方法で落ち着いた心を取り戻しましょう。
ざわざわの鎮め方
深呼吸する
めっちゃシンプルですが、結構効果的です。細く、長く、ゆるゆると煙を吐き出すようなイメージで呼吸すると、自然と落ち着いてきます。
ノートに書く
深呼吸をしても、しばらくすると、またざわざわがやってくることがあります。そんな時はこちらの記事で紹介した整理ノートに、いま懸念していることをとにかく書き連ねましょう。
寝る
寝て起きたら意外とすっきりします。10分くらいの昼寝でも、だいぶ心が落ち着きます。
ごはんを作る
こんな時にご飯なんて作ってられっか!と言いたくなるかもしれませんが、まぁ落ち着いて。煮物などゆっくり煮て、スマホやテレビは一切OFFにして、ただゆっくりと食事することで、落ち着いてきます。人に話す
こんなことが不安だ、怖いなどと人に話してみましょう。話すことで、頭の中が整理されたり、自分では思いつきもしないようなアイデアをもらえたりすることがあります。
情報収集する
わからないことに対して、不安はどんどん大きくなります。ですので、納得がいくまで調べてみましょう。
静かで、たくさんの情報に触れられる図書館で過ごすのがおすすめですよ。
これまでも大丈夫だったことを思い出す
以前にも同様の心のざわめきを感じたのなら、「それでその結果はどうなった?」と聞いてみましょう。うまくいっているのなら、次だってうまくいくはずです。
ざわざわするときにやめた方がいいこと
ざわざわをなかったことにする
見ないふりをすると、「気づいて!」と言わんばかりに余計大きな不安感や恐怖感に襲われることがあります。ちょっと勇気を出して、何にざわつくのか見てみましょう。
調べすぎる
情報を取り入れすぎることで、かえってざわつくことがあります。特にインターネットには、無駄に感情を煽るような記事や、信頼性の低い情報が転がっていて、かえって混乱してしまうことがあります。
情報収集に疲れたら、スマホをOFFにしましょう。
深酒する
「酒でも飲んで嫌なことを忘れようぜ!」という意見もありますが、恐怖記憶を思い出した直後にアルコールを投与すると恐怖記憶が強められる、という研究結果があります。糖分を取りすぎる
気分が不安定な時、つい甘いものに逃げていた時期が私にもありました。が、甘いものを取りすぎると、血糖値が一気に上がり、反動でがくんと下がるので、自律神経のバランスが崩れます。結果的に、余計イライラしたり、不安定になったりするのです。食べる量は控えめに、また食べるのもナッツやドライフルーツなど、体に優しいものを取り入れるようにしましょう。
まとめ
最近、このざわざわにかなり苛まれています。
近々、大きな変化があるのかもしれません。
怖いけれども、楽しみにしながら前進していきたいです。