そんな話をすると「日帰りなんてもったいない、もっとゆっくりしてくればいいのに」とよく人に言われるのですが、日帰りだからこその良さがあると思うので、今日はそのお話をしてみたいと思います。
日帰り旅行は自由を教えてくれる
平日働いている人が旅行に行くとなると、多くの人が「計画的に休暇を取って、ゆっくり羽を伸ばしに行こう」と考えますよね。しかし、仕事の都合でなかなか長く続けて休みがとれないと「自分には旅行に行く時間がない、とても不自由だ」と嘆くことになってしまいます。
そこで日帰り旅行をすることで、「たった一日休みがあれば、遠く離れていても好きな場所に行くことができて、そしてそこで好きなように過ごし、好きなものを見て、好きなものを食べて過ごせる」と感じることができるわけです。
もっと言えば、圧倒的な自由を味わうことができるわけです。
今回の沖縄旅行では、「海を見る」「斎場御嶽で自然に触れる」というただそれだけを目的にしました。ですので、それ以外の例えば「おいしいものをたくさん食べる」「沖縄の名産品をいろいろ買う」「泳ぐ」「歴史的建造物を見る」「有名な観光スポットをめぐる」などの要件はすべてばっさりカットしました。
こうすることで、たとえ短い時間でも、本当に自分がやりたいと思うことにじっくり取り組んで、幸せを味わうことができたんですね。
出費もストレスも減らせる
日帰り旅行の効用、まだまだあります。まず宿代が浮きますよね。また、平日どこか一日有給休暇を取って出かければ、旅費がめちゃくちゃ高くなるオンシーズンを外すこともできるわけです。
そうすると、その浮いたお金分、ちょっとおいしいものを食べようとか、ちょっと素敵なお土産を自分に買ってあげよう、という余裕が生まれますね。
今回の沖縄旅行の嬉しいお土産! |
さらに、平日に移動すれば、連休の異常な人混みを避けることもでき、行列待ちや喧噪によるストレスも大幅に減らせるというわけです。
もちろん短時間での移動による疲れはありますが、翌日が休みの金曜日などに出かければ、帰ってきてから十分疲れを取ることができるので問題ありません。
幸せな日帰り旅行にするには
先に述べた通り、「これが実現できればいい」をぎゅっとしぼるのが大事です。せっかく出かけるならあれもこれもしないと…と欲張ると、「どれも満足にできなかった…」と、かえって空しい気持ちになってしまいます。
ですので、やりたいことをひとつかふたつにしぼると良いでしょう。
もし日帰り旅行に行ってみて物足りなかったら、また次の機会に来て、できなかったことをすればいいのです。
一度日帰りができると体感できれば、二回目以降は慣れてフットワーク軽く動けるようになるので、また次の休みに、なんなら週末にでもひょいと行ってくればいい、という気持ちになりますから。
まとめ
日帰りで遠出してみる体験を重ねることで、「たとえ制約があったとしても、自分は自由なんだな」と感じることができます。軽やかに動いてみること、本当におすすめです。