今日は、行動する前にじっくり考え込む慎重な人が何かを「やるか、やめるか」で悩んだ時の考え方について書いてみます。

やるか、やめるか悩む時

リスクがあったり、コストが小さくないことだけれど、ちょっとやってみたいことがある。でも怖いし、これでいいのかな~と不安が湧くし、一歩踏み出せない…ということがよくあります。

例えば、引っ越そうかなという気持ちがむくむく湧いてきたけれど、お金も手間もかかるのがしんどいから躊躇ってしまうとか。
転職しようかな、と思い立ったけれど、せっかく手にした環境を手放してしまってよいのかと悩むとか。
もっと小さな決断のポイントで、ちょっと高価な買い物をしたいけれどどうしようとか、知らない土地に一人旅してみたいけれど不安でいっぱいだとか。
創作活動の発信を始めてみたいけれど、人の目が怖いなとか。

これまで私は、そういう悩みにぶつかって「やる?やめる?やっぱやる?」と一日中脳内問答することが何度もありました。ですがふたを開けてみれば、すべて気になった方向に進んできたな、と気付きました。
上の話で言えば、ぐるぐる悩んだ末、引っ越しも転職も、お買い物も旅行も発信もする選択をしてきた、というわけです。
そして、そのどれもが結果的にやってよかったな…!と感じるものでした。


慎重な人が選択肢を前に立ち往生する理由

私と同じような、慎重に石橋を叩いて叩いて叩き壊しかねないタイプの人の場合、なんだか気になるものを見つけたら、まず圧倒的に情報収集し、多角的に分析し、メリット・デメリット、リスクやコストをめちゃくちゃ真剣に考えます。ですので、もし明らかに自分に不利益とわかれば、慎重にそれを避けるはずです。

そういうタイプの人が、「やろうか、やめようか」でぐるぐる悩んでしまう場合は、マイナス面を十分吟味しつくした上で、それに対抗する強いわくわく感ややりたい気持ちを感じているのではないかなと思います。だからこそそのことが頭から離れず、やめるという決断もできなくて悩んでしまうんですよね。

やるかやめるか悩んだ時の解決法

こういう時は、わくわくを選ぶといい気がします。
つまり、怖い・不安だと思う選択をあえてしてみるといいと思います。

未知のもの、先のわからないスリルがあるもの、そういうものに「怖い」「不安」を感じるものですが、これらはわくわくと紙一重です。ジェットコースターやお化け屋敷みたいなものです。怖いー怖いー嫌だーと言いながら行列に並ぶ、あの感覚です笑

やりたくないことは「やりたくない」、興味がないことは「興味がない」と感じるのであって、「怖い」とも「不安」とも感じません。

どうしたって、100%未来を視るのも、リスクを0にするのも不可能です。
いろんな人に聞いて、調べて、悩んで、それでも「やめよう」という結論を出せないのなら、そこは思い切って「やる」の世界に飛んでしまいましょう。
必要なのは、ちょっぴりの勇気です。