・とにかく手を動かしてみる
・全く別のことをやってみる
・未来の自分に託す
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切り絵の下絵を描こうとして、絶賛行き詰まり中なので、今日は思い通りの下絵を描けない時の考え方について書いてみたいと思います。
いろいろな絵を見てみる
どんな絵を描きたいの?と自分に聞いてみて、言葉に出して表してみましょう。
「あー、なんかね、こう、花がぱーっと開いてて、くるくるーってきれいなやつ…」
「うーん、なんかかっこいい歯車がいっぱいの」
…こういう場合、抽象的なイメージがあっても具体的な構図が定まっていないので、なかなか下絵がうまく描けないと考えられます。
そんな時は、「花 リボン」「歯車 スチームパンク」など、単語に落とし込んで画像検索してみるとよいです。
そうすると、自分の描きたい方向性が見えてくることがあります。
さらに、検索のコツとして、"flower ribbon"など英単語に置き換えて検索すると、さらにいい感じの絵が見つかることもありますよ。
ただし、もちろんのこと著作権侵害をしないようにしましょう。
例えば丸パクリしたものを「私のデザインです!」などと言ってはいけないということです。検索から着想を得たら、自分なりにいろいろな工夫を取り入れて描きましょう。
とにかく手を動かしてみる
イメージ、構図がだいたい決まっているけれど、なかなか描けないこともあります。
そういう時は、とにかく手を動かしてざっくりとした下絵を量産してみましょう。
一発で完璧な下絵を描くのは難しいので、納得いくまで試行錯誤して描いてみるとよいです。
また、一度描いた下絵は、ボツかなと思っても消さずにとっておくとよいと感じます。
いくつか描いて、後から「あっ、やっぱりあの時描いたのがよかった」となることが結構あるからです。
全く別のことをやってみる
行き詰ってしまったら、別のことをやって気分転換するのもよいです(というわけで、今この文章を書いているわけです笑)
ゼロから下絵を考えるというのは、結構繊細で頭も精神も使う作業です。
他に気がかりなことが残っていると(洗い物をしなきゃいけないのにためてしまっている、とか)、落ちついて下絵を考えるのが難しくなるので、そういったやり残しをさっと片付けて、腰を据えて向き合うと良いでしょう。
未来の自分に託す
描きたいものがはっきりしていていろいろ描いてみた、それでも納得いかず、むしゃくしゃしてしまう、ということもあるでしょう。
もしかしたら自分の描くものと、理想とのずれが大きくて描けないでいるのかもしれません。
それによって、描きたい情熱よりも描けないがっかりやしょんぼりが上回り、モチベーションが下がってしまったら、今はまだタイミングじゃないのかもなー、と保留にしてみてもいいのかもしれません。
いったん離れて別の作品に取り組んで、また戻ってきてみると、行き詰っていたものが後日すんなり描けてしまうということもあります。
気持ちを楽にして、未来の自分に「任せた!」と言ってみましょう。
ということで、思い通りの下絵を描けない時の対処法をまとめてみました。
描けない描けない…というモヤモヤから、そのまま描くモチベーションをなくしてしまうのはもったいないので、ぜひそのモヤモヤも含めて下絵描きを楽しんでくださいね。