今日はその作り方をご紹介します。
参考にしたのはこちらの動画です。
材料
パステル半紙
黒画用紙
白画用紙
作り方
①色紙の準備
最近、パステルで切り絵を彩色するのにハマっているので、今回もその手法で色紙を用意しました。パステルで半紙を彩色し、7cm×7cmに切ります。これを7種類準備します。
今回は、ピンク・オレンジ・黄・緑・水色・青・紫と揃えました。
②ポップアップの花を黒画用紙で作る。
※以下の写真では、色つき半紙で作っていきます。ご注意ください。着色した面を内側にして、3回三角形に折ります。
三角形を図のように、開いている部分が上の方へ来るように置き、鉛筆でうっすらと菱形を描いたら、その線(ここではオレンジで表わしています)に沿って切ります(ここで上下逆に置くと、切った後に花にならずばらばらになってしまうので注意!)。
なんだかお菓子みたい |
中心部に色をつけ、花弁らしくしてみました。
8つの菱形が集まった形の花になっているのですが、この1つをカットして取り除きます。
7枚花弁になりました |
切り抜いた部分と隣接する菱形の片方(青で囲んだ部分)に糊を塗り、赤で囲んだ菱形部分を上から貼り合わせて立体的な6枚の花びらの花になるようにします。
青い部分に糊を塗っている所 |
貼りました |
図のように、菱形3枚(ピンク・オレンジ・黄色)ずつがぴったり重なる形で平らに潰します。
このピンクの花の上に、菱形一つが重なるようにオレンジ・黄色の花を貼りあわせていきます。
この時、一面糊べったりと塗って貼りあわせずに、図の位置に糊を点々とつけておくと、あとで綺麗に開けます。
この上に緑の花を貼っていきます。写真の3か所の丸の部分に同じく糊をピンポイントでつけて、緑の花を重ねます。
オレンジと黄色の花が乗りました。 |
さらに、写真の4ヵ所に糊付けして、水色と青の花を貼ります。
緑の花が乗りました。 |
最後に写真の3か所に糊付けして、紫の花を貼ります。
水色・青の花が乗りました。 |
そして、下の写真の赤丸部分と、裏側のピンクの花の同じ位置に糊をつけ、半分に折った黒画用紙の台紙に貼ります。
下の赤ラインが、台紙の折れ目とぴったり合うようにのせて貼り付けると、あとでうまく花開きます。
これで、開く花が完成しました!
※注意
実はもともと、色つき半紙だけで作成しようとしたのですが、半紙は紙が柔らかいため、開いた時に花がつぶれてしまって開きにくかったんですよね。
ということでボツになりました。
また、黒画用紙だけで、かつ花びらの部分を切り抜いて幾何学的な模様にしようという挑戦もしたのですが、これもボツになりました。
細く切遺した部分が、引っ張られてぐんにゃり曲がってしまったためです。
ということで、この二つを組み合わせて、黒画用紙で花びらの一部を切り抜いた幾何学模様の紙の裏から、パステル彩色した半紙を貼りあわせるというトリッキーなことをしました。
こんな感じの花になりました |
三度目の正直で、なんとか開いても大丈夫な強度になりましたよ。
③台紙の装飾
花を貼った黒画用紙で、Happy Birthdayの文字を切り抜きます。Happy Birthdayの文字が完全に隠れるように、裏から白画用紙を貼ります。
なんとなくかっこいいと思ったので、三角形に貼ってみました。
完成です!
ポイントとして、花を作る紙は強度を持たせること、また弱い部分(=細く残った線など)ができないような作りにすることかな、と思います。
菱形に切り抜く部分の角を落とすことで、丸みを帯びた花を作るなど、バリエーションもいろいろ増やせそうです。
順を追って作っていくと結構簡単にできますし、ちょっとしたプレゼントに喜ばれるのでおすすめですよ。