最初に下絵を準備しておくと、
完成のイメージがつきます。その完成形にもっていくために、白黒のバランスや彩色を考えておくことで、切り進めても、こうすればよかったという後悔が出てきにくくなります。
最初にプロットを準備しておくと、
オチのイメージがつきます。そのオチにもっていくために、どう話を組み立てようか考えておくことで、ストーリーが進んでも登場人物の行動や設定、環境に矛盾が出てきにくくなります。
○準備しておくことで、完成までの作業に集中できる
最初に下絵を準備しておくと、
切る段階で、(もちろん切りながら多少の修正をすることはありますが)切っていくことだけに集中できます。完成形はどうなるんだろう?という不安に気を散らされることなく、線を細かく丁寧に切る事など、技術的な部分に注力することができます。
最初にプロットを準備しておくと、
物語を書く段階で、(もちろん書きながら多少の修正をすることはありますが)書いていくことだけに集中できます。完成形はどうなるんだろう?という不安に気を散らされることなく、言い回しや誤字脱字、表現方法など、技術的な部分に注力することができます。
ということで、下絵作りとプロット作りは似ているなと思った、というお話でした。