今回は、大きめの作品を切って気付いたことを書いてみます。
・最初に小さな部分を切ってから、大きな部分を切り抜くとよい
大きく切り抜く部分(今回の作品で言えば上部の空の部分など)の周辺は紙の強度が下がって、そこから傷みやすくなります。ですので、ここは一番最後に切るとよいです。・2点で繋がらない線はあとから切るとよい
どういうことかと言うと、こことか |
ここのような |
こうした部分も後で切ると良いです。
・大きなカッターマットを用意するとよい
以前は、30cm四方の小さめのカッターマットしか持っておらず、それでA4サイズの作品を切っていました。しかしマットからはみ出していると、その部分が折れてしまったり、紙を動かした時に引っかかったりしてしまいます。今回思い切ってA3のカッターマットを新調してみたところ、こうした問題がほとんど起こりませんでした。
・どんどん刃を変えて切っていく
刃をケチらずに変えるのも大事です。つい貧乏心が出て、まだいける、まだ頑張れるとやってしまいがちなのですが、切れ味悪いカッターで切ると、どうしたって線がガタついたり、切り口が汚くなってしまうのです…
ということで、まとめると
・傷みやすいところに心を配る
・道具は大事
です。
どれも作品の大小に関わらず気にかけるべきポイントなのですが、サイズが大きく、また制作時間がかかる分、こうした点により注意することが大事だなと体感しました。